2010年8月2日
近未来を捨てる
「目標に日付を入れて設定する」「未来を具体的にイメージする」など、夢や目標を達成するには、いかに未来の姿をありありとイメージ出来るかが重要になる。
こういうことは色々な成功者や成功ノウハウ的な本などにも書かれている。
でも、一直線でイメージ出来た未来へ進もうと思っても、現状の気持ちと将来像にギャップがある場合、一度は「頑張るぞ!」と思って進み始めても、理想的な姿とまだそこに至らない自分とのギャップに悩み、かえってモチベーションが下がり、自信を喪失するということもある。
そんな場合にお勧めなのが「近未来を捨てる」ということ。
1年以上先の目標を明確にした上で、今から1ヶ月~3ヶ月という近い将来は、今のままで進めなくてもいいという期間に設定する。
当然その期間中に前進できることはすればいいが、前進しなくても気持ちを確実に固めていくという予備期間にしておく。
「そんな甘い事を」と急カーブで成功した人達からは言われるかもしれないが、凡人はそんなに急に変われるものではない。
人生は短距離競走ではない。
長い長い長距離競走が人生というもの。
次の上り坂のために気力と体力を蓄える期間も必要。
あえて止まって充電する、予備期間とはそんなものだと思う。