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2010年7月26日

遊び心

まだ這い這いもできないくらいの赤ちゃんの時は「いないいないバー」的なことでも十分喜ぶが、這い這いをするようになるとそれくらいのことではあまり喜ばず、体を使って刺激を受けることを喜ぶようになる。
歩けるようになってくると走ってみたり、はねてみたりとアクションが激しくなり、大きくなるにしたがって、家の中では満足せず外へと出るようになる。

幼児期は公園のブランコや滑り台で十分楽しめるが、小学生になってくると、遊園地へと進化していく。
小学生から中学生、中学生から高校生と成長していくにしたがって、やることも行動範囲も広くなっていき、当然、公園のブランコくらいでは楽しめなくなる。

自動車の免許を取る頃になると、友達と一緒にその辺をブラブラとドライブするだけでも楽しいが、数年経つとどこかへ行くとか目的がないと楽しめなくなってくる。
まだそれほどいろんな場所に行ったことがない時はどこへ行っても刺激的で楽しいが、何度も行くと行くだけでは楽しめなくなってくる。
海外旅行も同じ。 これは遊びに関してだけではない。

誕生日やクリスマスなどのサプライズ的なことも、年々刺激的なことをしなければ、気持ちが盛り上がらなくなってしまう。

年を重ねるほど、刺激的なことに暇とお金が必要になってくる。
基本的に経験は積み重ねるほど価値があると思うが、遊びやサプライズ的なことに関しては、経験という垢が、ある感性の感度を下げる気がする。

子供のような純真な遊び心というのは持ち続けられないのかな? だから何ということはないが、そんなことをふと思った。

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