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2010年8月11日

一生勉強

学生の頃は勉強が嫌で、早く大人になりたいなと思った。
勉強=学問=試験という構図があったと思うが、宿題も試験もない大人はいいな、と思っていた。
社会人になってすぐは、勉強はしなくなったが、今度は「学生はいいな。休みも多いし、勉強だけしていたらいいし。」とか思った。

まだその頃は人生が勉強などとは思ってもいなかった。
自分で商売を始めてしばらくして壁にぶち当たった。
「何のために仕事をするのだろう?」「生きるってどういうことなんだろ?」と思いだし、答えを求めて本を読みあさった。
セミナーにも参加しまくった。
その頃から勉強ってこういうことなんだと思い始めた。

ある程度知識を得ると分かった気になり、頭でっかちになり、傲慢になる。
そうすると何かギクシャクしうまくいかなくなり、再び「何か」を知りたくなり勉強する。
そんな事を繰り返すうちに、いつもいつも何かを学ぼうという姿勢が出来てくる。

謙虚さと向上心があれば、高尚な本や有名な人からではなくても、日常の何気ない事や普通の人からでも、学び成長することができる。
学ぶ気持ちがなくなる時というのは、今に満足をしている時。

今に満足することと今に感謝することとは違う。
もっともっとと何かを欲しがることと向上心を持つということは違う。

今は今に感謝しつつも未来をより良く生きようという気持ちを持ち続けることが、本当の意味の勉強に繋がる。
一生成長し続けようという気持ちが、一生勉強ということなんだと思う。

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