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2010年8月18日

明るい未来に進むには

「決断する」「退路を断つ」「覚悟を決める」「腹をくくる」という言葉から連想するのは、切羽詰った状態から良くなるか悪くなるかは分からないが、過去を受け入れ、次のアクションを起こすということ。
結果がどうであれ前に進むということになる。

人間というのは変化を嫌うので、「今のままでも問題ない」という状態で変わるというのは難しい。
でも変化がないというのはあり得ず、物事というのは何もせずに放って置けば必ず劣化に向かっていく。

過去を教訓にするのは大いに結構。
でも過去に囚われていては前には進めない。
「あの時はこう言っていた」「以前はこうしていた」「最初はこうだった」「こんなつもりじゃなかった」「こうなるとは思わなかった」などと言っていても何も始まらない。
そんな想いをすべて断ち切らなければ発展的な未来はやってこない。

今必要なことは「過去がどうだった」ということではない。
過去がどうであれ「これからどうするか」という議論が政治にも外交にも個人的な生き方にも必要だと思う。

約20年前に出会って以来、何かにつけて浮かぶ言葉がある。
それは「必然」という言葉。

世の中で起こる出来事に偶然はなく、すべて意味があって必然的に起こっている。
それも必要なときに必要なタイミングで。
それが真実かどうかは分からないが、そう考えた方がポジティブに生きられるから、自分はそう信じている。そう信じることは、過去や他人や周りのせいにせず、未来は自分次第で変えられると信じることでもある。

世界は明らかに劣化して行っている。
過去の延長線上の未来はないということに気づかない限り、この流れは止められない。

そろそろ「過去」からの「今」ではなく、「あるべき未来」から見た「今」を出発点にしてはどうだろう。

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