BLOG

2008年4月1日

それぞれの役割

人にはそれぞれ「役割」がある。
言い方を変えると「向き」「不向き」とも表現できる。

そもそも、大企業で仕事が出来る人とドライバーになる人とでは人種が違う。
これは決してドライバーを下に見ているわけではなく、例えばこのあたりの会社でいくと、H田技研工業やN東電工やH河電工などで正社員でバリバリ仕事ができるからといって、ドライバーをやり続けることは無理だと思う。
逆も同じである。

一般的には、名のある企業に勤めている人が「上」で、名も無い会社に勤めている人は「下」。
ホワイトカラーは「上」で、ブルーカラーは「下」という意識がある。

自分にもそんな想いが無かったわけではない。
「運送屋」と表現せずに「物流創造企業」「物流業」と言っていた時期もあった。
ドライバーの知識の無さを馬鹿にしていた。
自分自身も「俺はもっとクリエイティブでメジャーな仕事がしたい!」と思っていた。

でも「向き」「不向き」=「上」「下」ではない。
子供が劣っていて大人が偉いわけではないように。

どんな仕事もどんな人も存在する必要があるから存在する。
天候に左右されながら汗水流しながら野菜や米を作ってくれる人がいるから、ご飯が食べられる。
お金を出して買ってくれる人がいるから、それを売っている人・作っている人は生活が出来る。
工場で作ったものを夜通し走って店に届けてくれる人がいるから商売が成り立つ。
自分ができない事をやってくれる人がいるから自分のやりたいことができる。

もし人に上下をつけるとしたら、それは幸せか幸せでないか。
いつも楽しく笑顔で幸せな人が「上」逆が「下」。
地位も名誉も職業も年齢も関係なく、自分らしく生きている人は素敵だと思う。

「自分はドライバーしかできない」と卑下するなかれ。
世の「先生」と呼ばれる人に「やってみろ!」と言ってもできないのだから。

みんな!自分のやっていることにプライドを持とう!自分の生き方にプライドを持とう!誰かと比べても何の比較にもならない。
誰かと自分の「役割」は違うのだから。

「車を運転するのが好き」「色んな所へ行くのが好き」「あまり人に干渉されずに自分のペースで仕事がしたい」「一つのところでじっとしているのが嫌い」「体を動かして仕事をするのが好き」「仕事はちゃんとするのでファッションにはとやかく言われたくない」「数字・文字苦手。難しいことはようわからんけど、とにかく一生懸命働きます」という人はドライバー向きです。
ぜひぜひうちに来て下さい! んっ!?今日のブログのテーマはいったいなんだったんだ???

トラックチャーター便
鈴鹿・亀山・引越