BLOG

2008年4月4日

労働時間

先日NHKスペシャルで「名ばかり管理職」と題して、管理職という名の下に残業代を支払わない企業が多いということで特集をしていた。
法律が定める管理職の条件は「経営者と一体的な立場」「労働時間を管理されない」「ふさわしい待遇」の3つらしいが、問題になる企業はこの条件を満たしていないのに、残業代を払わないで済むように管理職という立場を与えているらしい。

そんなせこい企業は問題外だが、労働時間については疑問を持っている。

そもそも仕事というのは時間でするものではない。
仕事をしたことで誰かの役に立ち、そのお礼として報酬が得られる。
何らかの結果を残さなければ金銭的な成果は得られない。
時間が経過したからといって報酬が得られるわけではない。

同じことをやっても、気が利く人と利かない人、要領のいい人悪い人では、それに掛かる時間は違ってくる。
でも労働基準法的な考え方はあくまで時間になる。

時間外手当をちゃんと支給していたとしても、一ヶ月間の平均時間外が80時間以上の場合、過労にあたるらしい。
でもこれも時間ではない。
もし自分の好きなことをして毎日過ごしていたとしたら、一日15時間それをしていても、多分病気にもならないし、文句も言わないだろう。
要はやりたくないことを嫌々やらされているから、愚痴も出るし、病気にもなる。

みんなもっとやりたいことをやればいいのに・・・。

やりたいことが今なかったら、目の前のことを一生懸命やっていれば、いつかやりたいことが見えてくる。
嫌々ではなく、あくまで前向きにやらなければ見つからないが。

先日、17歳のバイトの子とこんな会話をした。

「どんな会社やったら働きたいと思う?」

「んー。週休4日で、給料100万くらいある会社」

本気で週休4日で月給100万を目指すなら、まずは365日24H年中無休で仕事をする覚悟は必要だろう。
その覚悟で仕事に取り組めば、決して不可能なことではないと思うよ。

トラックチャーター便
鈴鹿・亀山・引越