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2011年3月10日

これからの正義の話をしよう

ハーバード大学の白熱教室とはまったく関係ないが、最近のニュースを見ていると正義って何なのかとつくづく思う。

新鮮なリアルタイムな話でもないが、京都大学などの入試の時に、携帯を使ってサイトにアクセスしカンニングをしたということで予備校生が逮捕された。
確かにカンニングはほめられる行為ではないが、そんなに目くじら立てて、未来ある青年を犯罪者にしてしまうほどのことなのだろうか?

前原大臣が、在日韓国人の人から個人献金をしてもらっていたということで、大臣を辞職した。仮に焼肉屋を経営するその人に裏心があったとして、いったい献金をもらったからといってどれだけ世間を騒がすくらいの便宜が図れるのだろう?

そんな些細なことで大の大人が何百人と右往左往するとは馬鹿馬鹿しい。
問題にするとしたら、せっかく献金してくれているのにどこの誰が献金してくれているか知らなかったという、人の行為に対して感謝する気持ちがないということだろう。

死亡事故を起こした遊園地のアルバイトの子は、平和に元の生活に戻れたのだろうか?

最近の現象として小さくて弱くて責めやすいところはガンガン責める。
ちょっとしたミスでも探し当ててネチネチ責める。

そんなことに労力を使ってどうするの???
人々は他人に何を求めている?
政治家に何を期待する?
政治家がそんなに品行方正で清廉潔白な人だと期待しているのか?

人それぞれいいところも悪いところも持っている。
人に期待するよりも自分だけは正しく生きればいい。

そもそも誰かを責めるほどの正義はあるのか?
そもそも理由がどうであれ責める行為自体正義と呼べるのか?

正しいと信じていることほど疑った方がいい。
多分世の中には正しいことも間違っていることもない。
ただ何かが存在するだけで、それを一方から見て正しいとか正しくないとか言っているに過ぎない。

これからの正義=愛=思いやり。

正しさではなく、愛がある行為や行動か、思いやりがある行為や行動かを基準にした方がきっとうまくいく。

まずは自分の周りからそんな世界にしていこう。

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