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2010年6月14日

信頼関係

先日の全体ミーティングでの話。

仕事をやる上で大切なこととして、お互いの信頼関係が大切だという話をした。
経営目的に「社員、お客様、取引先、地域、業界、社会など、関わるすべての人の幸せの追求」を掲げているので、どんな行為もその方向に向かっている。

しかし、一個人の一つの現象だけをみると、必ずしもそうではないと感じる場合もある。
面倒臭い、無駄に見える仕事が当たる時もある。
でも、会社全体を視野に入れ、長い時間軸で考えた時には、必ずその方向に向かっている。
だから信じてほしい。嫌な仕事でも気持ちよくしてほしい。
それと、うちにいるスタッフに、誰かをいじめるのが嬉しい奴や、人に嫌なことをするのが好きなスタッフは一人もいない。
みんないい人間ばかりで、悪気がある奴は一人もいない。
でも、悪気なくやった事や言った事が、誰かを傷つけたり誰かに嫌な思いをさせてしまう事はある。

そんな時、みんないい人だから我慢して黙ってしまうが、結果的には相手のことを嫌な奴だと思って過ごしてしまう。
ちゃんと伝えれば「ごめん。そんなつもりじゃなかったんさ」ってな話が、伝えないがためにお互いギクシャクした関係になってしまう。

だから、うちのスタッフに嫌な奴はいないということを信じて、ちゃんと伝えてほしい。
お互い思いやりを持って。 というようなことを伝えた。

現在は、仕事に対して文句や不平不満を言うスタッフは一人もいない。
でも、気持ちがネガティブになってしまう事はある。
少しそんな気持ちが見える時がある。

伝えたかったのは、そんな気持ちすら持たない人に全員がなってほしいということ。

最後に、「経営目的の最初は『社員の幸せの追求』であるが、その事を信じ切れている人は手を挙げて」と問いかけた。
26名中2名だけしか手が挙がらなかった。
ちなみにその2名は役員。

数年前ならその現象にその場で大きなショックを受けただろう。
でも、ある意味「そんなもんだろう」と思っていたところがあったからか、その時は全然ショックではなかった。
むしろ、「12月には半数以上は手を挙げるくらい徹底するぞ!」とワクワクさえした。

ミーティングの後は恒例の飲み会。
いつものようにドンチャン騒ぎ。
そんな飲み会の中で数人が言ってくれた。
「社長、本当は信じ切れとるよ!でもよう手は挙げやんだ。」「じゃあ12月は絶対挙げろよ!」「挙げるよ!」と。

相手の事を信頼すれば、信頼に値する結果が返ってくる。
人の事を信じ切れば信じられる人に囲まれる。
もう少しで理想の組織が完成する。

次は100人になってもその形が保てるかどうかの挑戦だ!

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