2010年7月16日
遠慮と配慮
「○○をしたいけどそれをすると、図々しいと思うかな?」などと、相手に自分がどう思われるかを気にして我慢するのが遠慮。
「○○をしてあげたら、あとの人が楽かな?」「○○にしておいた方が嫌な想いを与えることはないかな?」などと、相手のことを考えた対応をするのが配慮。
我慢したことに文句をいわれたら「してやったのに」と腹が立つが、やりたいと思ってやったことに文句を言われたら「ごめんなさい」という反省になる。
遠慮深い人は慣れた人や遠慮しなくてもいい人には傲慢になる傾向があるが、それは自分の気持ちを抑えているからだろう。
相手本位で思いやりの心を持って接すれば、自然と配慮のある行為になる。
わがままでも人に配慮できる人でありたいと思う。