2011年3月2日
ルートの法則
今朝、NHKの番組で三谷幸喜さんのインタビューか取材のようなことをやっていて、インタビュアーが「三谷さんの座右の銘は何ですか?」との問いに、文字ではない図のようなものを書いて答えていた。
文字では表せないので残念だが、素敵な回答だった。
内容としては、「脚本を書いていると壁がやってくる。でもその壁は完成間近にやってきて、その壁を登ればすぐに完成する」というようなことを図で表していた。
それをヒントに「ルートの法則」というのを思いついた。
ルートというのは数式に使う√のことだが、物事を進めていると少し良くなる時期がある。
少し良くなったと思って油断すると、いきなり下り坂がやってくる。
実はその下り坂は、覚悟や本気度を試すための試練で、中途半端だとそのまま下り続ける。
でも本当に覚悟が決まっていてぶれなかったら、再びいい方向へ進み始める。
ただ、いい方向へ進み始めていくのだが、その行く先は絶壁に近い上り坂で、上ったと思っても少し油断すると滑り落ち、一進一退というより一進二退を繰り返す。
それでも諦めずに上り続けると、やがて次のステージに到達する。
しばらくは平らな道が続くが、再び√がやってくる。
名づけて「ルートの法則!」 一番初めに言い出したのは僕なので、皆さん覚えといて下さいね!