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2010年4月30日

リーダーの資質

従うのが嫌ならトップになるしかない。
世界一のトップになるまで、地球上では誰かの指示に従わなければ仕方がない。
だから多くの人はトップに立ちたがる。権力を得るために。

「勝てば官軍」という考え方では、限界にきている気がする。
「正直者が得をする」「まじめにコツコツ」というプロセスが、これからのリーダーの基本資質になっていくのだろう。

人を蹴落としても自分さえよければという考え方はいけないと思うが、得意を活かしてその分野で人より抜きに出る。
その抜きに出た才能で、より多くの人達を幸せにしていく。
そういう欲をどんどん持つ人間を作っていくのは悪いことではないと思う。

動物園で育った動物は野生では生きられない。
温室育ちは寒風吹きすさぶ野原では生きていけない。
無菌室でどれだけ強く育っても、自然の中にさらされたらただの風邪ウイルスにさえ負けてしまう。

矛盾だらけの不条理な環境で殴られても蹴られても、へこたれずいじけることもなく、ただただ正直にまじめにまっすぐに周りの人を幸せにすることを目指して歩み続けた者がリーダーになる。

どんな汚いものを飲んでも出す時にはきれいになって出せる消化力がリーダーには必要だろう。
きれいごとでは世の中を渡ることはできない。
でも、きれいごとを貫かなければリーダーにはなれない。

てなリーダーばかりになりませんかね。

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