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2007年5月12日

ピンチは試され事

「ピンチはチャンス」「失敗は成功の元」等、言い古された言葉ですが、ようやくそんな言葉が実感できるようになりました。
昔から聞いて分かっているつもりでいましたが、理屈としては知っていても、経験が少ないので実感していた訳ではなかったようです。
今になって振り返ってみると「あんなこと」や「こんなこと」があったおかげで「今」があるんだと思います。

過去の経験から、「最悪」と思われた出来事は、実は「最高の気づき」のきっかけでした。
よく大物になるには「倒産・大病・投獄」を経験しなければいけないといわれます。
人の心に響くような話をする人は、「死にかけた」「巨額の借金を背負った」という経験をしていることが多いです。
多分それくらいの衝撃がないとなかなか気づけないのだと思います。

とはいっても、わざわざそんな経験をする必要はないと思います。
若い時から謙虚に素直に身近な人の話を聞いて、自分の間違っているところはすぐに直すことができて、常に感謝の気持ちと奉仕する気持ちを持った行動が出来ていれば、非常に順調な人生を歩めるでしょう。
でもそんな人は少ないので、いろんな失敗やわがまま、人を傷つけたり傷ついたりしながら、少しずつ気づいていくものなんでしょう。

最初からそんな衝撃的なことは起こりません。
そんなひどい経験をする前にも「警告」はいっぱいあるものです。
小さな警告で腑に落ちて改心していけば、それほど傷は深くありません。
その小さな警告を警告とも思わずに、気づかなければいけないことに気づかずに進んでいくと、最後の最後は死ぬか廃人になるかというような現象が起きるんだと思います。

自分にとって望ましくないことが起こった時、「これは試されているな」と思います。
その後の言動・行動のすべてが、起こった事の意味を作るのだと思います。
普段、自分が言っていることと同じ行動が出来れば次のステージへ進むことができて、言っていることと行動が伴ってなかったら同じステージでまた違う何かが起こって試される、そんな繰り返しなんだと思います。

試され事には前向きにチャレンジ。
そうすれば明るい希望に満ちた未来を手に入れることが出来ます。

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