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2004年11月1日

コラム 2004年11月

2004/11/30 (火) 「年令って?」

今日病院で点滴をしている時、隣のベッドに寝ている人同士の会話。

「○○さんよー、いくつになったんやな。」「63になりました。」「まだまだ青年やのー。」自分「???」 聞けば63歳の人を青年と言ったのは、95歳のおじいちゃん。
全然そんな年には見えませんでした。

30歳そこそこで人生に疲れ夢も希望もないような人もいれば、60歳位でも何かに挑戦しまだまだ一旗あげてやるぞーと頑張っている人もいます。
気持ち次第でどっちにでもなり得るのだと思います。

「まだまだ青年やのー」と言ったおじいちゃんが、かっこよくみえました。

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2004/11/29 (月) 「トラブル」

今月は何かとトラブルの多い月でした。
しかし不思議と心が揺らぐ事はありませんでした。

心が揺らぐというのは感情的になるというような感じですが、感情が入り込んでしまうと、本質から離れていってしまいます。
それぞれが自分を守るための発言や行動になってしまいます。

どんな事でも100%自分が悪いと思うと感情的になることが少なくなっていきます。
逆に自己反省するので自分の成長にも役に立ちます。

誰かがミスをしたことも、それが自分に関係していることなら、「ミスを防ぐアドバイスが出来たのではないか?」「何かサポート出来たのでは?」と考えると、相手に対して適切なアドバイスをすることが出来ます。

本気でよくなることを目指し、何事にも正面から向き合っていけば、トラブルもよくなるためには必要な事かもしれません。

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2004/11/27 (土) 「ネットワーク」

昨日今日と東京で同業者の交流会がありました。
一つはトラボックス、もう一つはWebKITというネットワークの交流会です。

ほんの数年前まで同業者の知り合いというのはごくわずかでしたが、組合を立ち上げたり、各ネットワークに参加したりして、今では全国的に知り合いも増えてきました。

色んな人達との出会いがあるたびに、みんなそんなにおおっぴらには声を上げていないだけで、同じような志を持った人がたくさんいる事に気がつきます。
社員を幸せにしたい、業界のレベルを上げたい、そんな思いを持って仕事をしている人と話をしていると「頑張らねば!」という思いが増幅されます。

世の中がデジタル的に進歩して、インターネットも進化していっても、最後は人と人の絆が大切です。

お互いに共感が出来て、会うと前向きな思いが増幅されるような人達のネットワークが構築できるような提案を今後も続けていきたいと思います。

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2004/11/25 (木) 「思いを語る」

今月初めにミーティングをして以来、社内で私自身が思いを語る場面が多くなってきました。
数年前から伝えたいと思っていたことがようやく自分の確信になり、自分の気持ちを何の色付けをすることなく語れるようになりました 少し前までは、まだ「照れる」「恥ずかしい」という部分もありましたが、ここのところ触れている本やCD、また、セミナーや交流会等で、社長が語る・語り続ける事の重要性が自分の中で納得でき、語らずにはいられないという状態になっています。

語るのは簡単なようで非常に勇気がいることであり、自分で自分にプレッシャーを掛けることにもなります。
言った以上は自分もそうあらねばならない、そうでなければ誰も着いてきません。

いつもいつも自分の襟を正す姿勢がなければ語り続けることは出来ないと感じています。

常に自分を省みながらも、自分の思いに熱い炎を燃やし続けたいと思います。

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2004/11/24 (水) 「やっぱり挨拶」

最近の朝の日課に犬の散歩があります。
毎日同じくらいの時間に散歩をしていると、同じように散歩をしている人、出勤する人等、同じ場所で同じ人に会います。

そもそも田舎なので普段から挨拶をするような顔見知りなのですが、毎日毎日会うとより親近感を感じます。

営業でもお客様への訪問回数を増やす、メールを送る、はがきを出す等、より多くの接点を作ることが重要だといいます。

人間関係を深めるには、コミュニケーションが重要です。これは家族・職場・お客様、色んな関係で言えることです。

まずは挨拶から。
朝の散歩をしていると毎回毎回挨拶の重要性が深まっていきます。

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2004/11/22 (月) 「物は考え様」

今日は久々にトラックで富山まで行ったのですが、取りようによっては気に入らないことが2つありました。

一つは、最終的には時間は間に合ったのですが、行き道では道を間違えかなり大回りをしてしまいました。

もう一つは昼食を食べるとき、店のシステムが分からず、安いお得なメニューを食べられなかった事です。

どちらも取るに足らない事ですが、以前なら、「起こることに偶然はない。すべては必然に起こる。」と言いながら、間違えたことにイラついたりしたものですが、ようやく自分の中にイラつかない考え方が定着したようです。

今日もこうしてHPをアップしてますが、何事もなく無事に帰ってくることが出来たのは、実はすごくラッキーな事だったのかもしれません。

もし道を間違えていなかったら大きな事故にあっていたかも知れません。
もしあの食堂で違うメニューを食べたらすごく待たされたかも知れません。

すべてが無駄なく絶妙のタイミングで起こるように世の中はなっているらしいです。
どんな事が起こってもそう信じられたら心の中に平和が訪れます。

常にチャンネルを合わさなければ聞こえなくなるラジオで感動的な話を聞けたのも、敦賀の道の駅で今まさに海に太陽が沈む瞬間を見る事が出来たのも、回り道をしたから、あの食堂であのメニューを注文したからかもしれません。

起こった事実は変えられませんが、起きた意味は変えられます。
物は考え様。
何でも楽しく考えられるように心掛けたいと思います。

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2004/11/20 (土) 「ひらめき」

このコラムをはじめて3ヶ月が過ぎましたが、時々ネタに困ることがあります。
今日はそんな日です。

ひらめく時には、数分で出来るときもあるのに、数時間パソコンとにらめっこという事もあります。

自分の場合、移動中にひらめく事が多いです。
ただ、ひらめいてもすぐ忘れるので、ネタ帳に書いたり、携帯のメールから会社や自宅のメールにキーワードや内容を送信しておいたりします。
中でもメールは便利です。
忘れないしコピー&ペースとで済むしと一石二鳥です。

と、数行ですが今日はこれくらいで。

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2004/11/19 (金) 「勘違いしている人」

今日は久々の作業で大変疲れました。
たまには体も動かさないと駄目です。

その作業で市の清掃センターへゴミを捨てに行った時の事。

ゴミを捨てているとそこの職員らしき人が「○○会社か!お前とこええ加減にしとけよ!なめっとったらあかんぞ!」等々えらい剣幕で怒鳴ってきました。
なんかワーワー言いながら去って行った後、別の職員の人がきて、そのまま待機していて下さいとの事。
最終的にはそこの会社の偉い人達も呼ばれ、ゴミは結局持ち帰りとなりました。

いきさつを他の職員の人やその会社の人に聞いたところ、確かに、ゴミがちゃんと分別してない等、落ち度はあったとの事。
でもあの言い方はどうかと思います。

その人はそこの一番偉い人だったのですが、何か勘違いしているのではないでしょうか?
相手にしなければいいとは思うのですが、一番許せないタイプです。
自分には何の力も人間的魅力もないくせに大きな組織を後ろ盾に「世界で一番偉いのは俺」と大きな勘違いをしている奴。

ああいう輩にみせる印籠を自分の力で手に入れたいものです。

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2004/11/18 (木) 「ぼちぼちと」

どんな事でもひとっ飛びにはなかなか進んでいきません。
言うたらすぐ欲しいと思う私はそこでよく頭を打ちます。

まだ自分が気が短いと認識していなかった頃は、すぐに現実にならないことによくイラついていました。

その時は人に対する基準も、何年かの経験を経て学んできた自分と、まだ経験も浅く何も分からない人を同じレベルでみていました。
自分もイライラしますが、相手も常に怒られるばかりで嫌な気分になっていただろうと思います。

この一年で仕事量もスタッフも増え順調に推移しているので、ついついもっともっとと先走りそうになります。
事業で成功している人の話を聞くともっとスピードを上げなくてはと焦る気持ちになったりもします。

でも、一歩ずつです。
みんながちゃんとついてきているか確認しながらぼちぼち歩みたいと思います。

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2004/11/17 (水) 「想いを伝える」

昨日、うちで2件事故があったようです。
一つはリフトでの作業中、一つは道路にあるポールとの接触事故。
どちらもけが人がないことが不幸中の幸いでした。
運送屋の基本中の基本は「無事に荷物を運ぶ」という事です。
でもそれが徹底できていないのが現実です。
その基本が徹底できる体制を作る事が今年度のテーマです。

その事を誰にどのタイミングでどう伝えていこうか、昨日の帰り道に色々考えてきました。
そして考え付いた事があったのですが、事故があったことでさっそく伝える事ができました。

自分は「こういう事をこうしたい!」という想いを持っています。
でもそれを自分が直接伝えるべき人と、間接的に伝える人といます。
まず直接伝えるべき人間にその人が自分の想いを感じるようになるまで伝えなければ、間接的に伝える人物には何も伝わっていないことがあり得ます。

その事がまだ伝えきれていないから事故が起こったのだと思います。

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2004/11/16 (火) 「愛と感動のサービス」

東京六本木に毎日数々の感動が生まれるという「カシータ」というレストランがあります。
オーナーの高橋氏が世界各国のホテルやリゾートを泊まり歩き、その時に受けた感動や、レストラン等のサービスで受けた嫌な経験を生かし、「普通じゃないレストラン」、「愛と感動があふれるレストラン」を目指して出来たのが「カシータ」です。

今日は「縁奏会」という集まりでそこを訪れることが出来ました。

セミナーと交流会という形だったので、本当のサービスを体験するというところまではいきませんでしたが、スタッフ全員笑顔が素敵で、個を大切にしたいという心配りが出来ているな、と感じました。
ディナーの雰囲気を感じてみたいなと思いながら帰ってきました。

「カシータ」のオーナーである高橋氏は、お客様の目線に立って、時にはスタッフと対極の位置からお客様の喜ぶ事だけを求めて、理想を語り続けてきたそうです。
そんな事を何回も何回も繰り返してようやく「愛と感動のレストラン」と呼ばれるまでになったようです。

そんな話を聞いて自分には「まだまだ熱さが足らんな。」と感じました。

考えてみれば長い間、熱い想いを語るという事に気恥ずかしさを覚え、想いを伝えられずに過ごしていました。
でも、伝えられない間は本当はまだ熱くなかったのだと最近思います。
その想いが本物なら、本当に自信がある事なら、熱くて語らずにはいられなくなります。

その熱さをスタッフが感じ、同じ位そのスタッフも熱くなってきたら誰かに伝えずにはいられなくなっていきます。
その熱さがお客様にサービスという形で届きお客様がその熱さを感じるまで、熱い想いを伝え続けるしかありません。

今の自分がやるべき事。
今いるスタッフにうちで仕事をしていることに誇りと感動を感じるような、そんな驚きを与え続けていけるしくみを作ることだと。
その先にお客様の感動がきっとあるはずです。

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2004/11/15 (月) 「世間話」

昨日、紀宮様が婚約するというニュースが流れました。
お相手の黒田様の話や友人・知人の話を聞いて「住んでる世界が違うなー」とつくづく感じました。

物腰・言葉使い等、私や私の周りの人達とは全然違います。
きっと普段からああいう言葉で話しているのでしょうね。

まだ10代の頃は天皇陛下をはじめとした皇族の人達は、「何もせず税金で暮らして気楽でいいなー」とぐらいにしか思っていませんでした。
現皇太子様もよく似た年代なので、どちらかというと嫌いでした。

最近では、天皇家の方々の報道をみるとなぜか心が和みます。
個人的な感情もお持ちだと思うのですが、憎しみとか怒りとか醜いといわれる感情はお持ちでないのではないかと感じます。
きっときれいな心をお持ちなのでしょう。

生まれてから死ぬまでほとんどの時間を公人として過ごされます。
もし我々凡人が同じ生活をしたら、多分精神的に持たないような世界だと思います。

とりとめもない話になりましたが、嫌なニュースが多い中、何か心温まるニュースでした。

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2004/11/13 (土) 「おだてるとほめる」

人材育成のコツは「ほめて育てる」ですが、それを聞いて「おだてて育てよう」としている人が結構います。
つい最近まで私もそんな一人でしたが・・・。

心の中では本当はそんな事を思っていないのに、自分の望むように動いてもらうために相手をほめているふりをする事を「おだてる」といいます。

最初の2・3回はおだててもうまくいきますが、その内やっぱり思い通りには動いてくれなくなっていきます。
思い通りに動かなくなってくると「せっかくほめてやってるのに・・・。」と逆ギレしたりします。
人はおだてにのらないものです。

心の底からその人のことを「凄いな!」とか「えらいな!」とか「よくやったな!」とか思って、その気持ちを素直に伝える事が「ほめる」です。
心が伴っていないとほめたことにはなりません。

ほめられると嬉しいものです。
自分を認められたという気持ちにもなります。
認められると認められたままでいようと頑張るものだと思います。

おだてる=何も感じない=やらせる→やらされる=指示しないと動かない。

ほめる=何かを感じる=やりたくなる→してくれる=自ら考えて動く。

人をおだてるのは簡単ですが、ほめるのは意外と難しいものです。
常に人の長所に目を向けられる自分でありたいものです。

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2004/11/11 (木) 「おしゃれ」

特別華美にする必要はありませんが、ある程度のおしゃれは必要だと最近つくづく感じます。

一時期まったく気にしていませんでしたが、その時の気持ちと今とは雲泥の差があります。
確かに心境の変化があって余裕が出てきたから身だしなみに気を使えるようになったというのもありますが、身だしなみも気をつけなければと意識するようになって気分も変わってきたというのも事実です。

心に余裕がない時は、身なりにはあまり気を使いません。
そこまで意識が回らないというのが本音でしょう。
でも人間見かけだけではありませんが、見た目も重要なポイントです。
男にしろ女にしろ「華」も必要です。

常におしゃれにも気を使える自分でありたいと思います。

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2004/11/10 (水) 「プライド」

プライドには2種類あります。
ゴミ箱に捨ててしまってもいいプライドと、命と引き換えにしても無くしてはいけないプライド。

私の場合、もう少し若い時はゴミ箱に捨ててもいいプライドがプライドだと思っていました。
ムカツクの舐められたの、そんな事をよく思っていました。
自分を否定されたり馬鹿にされたりすることが許せませんでした。
人の言動に腹が立ったりイラついたり、誰か自分以外の人が傷つけることができるプライドはゴミ箱に捨ててもいいプライドです。

それとは逆に自分以外の何者からも影響を受けない揺らがない、決して人が傷つけることが出来ない想い・信念、それが命と引き換えにしても無くしてはいけないプライドだと思います。

情けない事・恥ずかしい事をいっぱい経験して、本当に自分が大切にしている想い、自分が自分である為になくしてはいけないプライドに気付いていくような気がします。

そんなプライドを忘れずにいつまでも持ち続けたいと思います。

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2004/11/09 (火) 「音楽療法」

色んな音が生物に影響を与えています。
クラシック音楽を聴かせて育てている野菜や牛やお酒等の話はよく聞きます。
味がまろやかになったりするそうです。

当然、人間にも影響を与えます。
虫の音・川のせせらぎ・風の音・車の音、また、人の耳では聞こえないような音が自然界には存在していて、それらも影響しているそうです。

今日は心理学で音楽療法について学んだのですが、中でも音楽を聴いて思い浮かんだ情景を書き出すというワークが盛り上がりました。

音楽の中にはサブリミナル効果であらかじめ何かをイメージできるような音が入っているのですが、その時のその人の心理状態によって、捉え方に違いが出てきます。
その捉え方を元にカウンセリングを行っていくのが音楽療法のようです。

ほとんどの人が大体予想通りのイメージをしていたようでしたが、その事を体験してみて改めて、音が人の心に影響するのだと云う事を実感しました。

よく映画なんかでもサブリミナル効果が使われていて問題になったりしますが、使い方によっては世の中を変えるくらいの力があると思います。

テレビで常に優しく穏やかな気持ちになれる音や平和で思いやりを持つような音を流す事はやる気になればいとも簡単なことだと思います。
試験的に国会議事堂の中でそんな音を流し続けて、どう変わっていくかというのをやってみたらおもしろいと思います。

知らず知らずに影響を与えている音にもっと関心を向けたいと思います。

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2004/11/08 (月) 「右脳開発」

速聴というトレーニングがあります。
普通の速さの何倍かの速さで何回も聴いていると次第に聞き取れるようになり、右脳が刺激されるというものです。
通常の会話は左脳で理解しているらしいのですが、速いスピードで聴くと右脳が刺激されるそうです。

実際に普通のCDを速聴で聴くことが出来る装置や、そんな音速で録音されたCD等も売っていますが、値段が高いので一時期そんなサンプルCDを聴いていましたが、昨日「これでも右脳を刺激できるのでは?」と思うことがありました。

娘に「お父さん、これなんて言うとるかわかる?」とCDを聴かせてくれたのですが、それはラップ系の音楽でした。
ベスト10に入っているくらいのグループらしいのですが、初めて聴いたのでチンプンカンプン。
何語で歌ってるのかさえ分かりませんでした。

短時間の車の中だったので軽く流したくらいでしたが、歌詞カードを見ずに歌詞を把握することができれば、右脳が結構鍛えられるのではないかと思いました。
右脳は鍛えられるし、最新の音楽を把握することはできるし、一石二鳥かも!? 今朝から新しいパターンの右脳開発開始です。

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2004/11/06 (土) 「ジャパニーズドリーム」

田臥勇太はすごい!
某ビールメーカーのCMに出ているプロバスケットボールの選手で、日本人初、NBAで活躍する選手になりました。

色んなスポーツで日本人が世界で活躍していますが、バスケットで世界的に活躍する選手がでるとは思ってもみませんでした。
アメリカのバスケの選手は体も大きくパワーもあります。
そんな中で日本人がましてや体も大きくないのに凄いと思います。

私も中学生の時、バスケをしていたのですが、背が小さいのを理由にどうせうまくならんとあきらめて、なんとなく部活をしていましたが、単にヘタクソなのを自分の中でそんな言い訳をたててあきらめてきたのだと思います。
もしあの時本気で頑張っていたら・・・なんて事があったかもしれません。

イチローといい田臥といい、凄い!
単に夢だけではあそこまでいけないと思いますが、夢があるからこそ、あそこまでいけたのだと思います。

これから何年もNBAで活躍しつづける選手であってほしいと思います。

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2004/11/05 (金) 「楽天VSライブドア」

遅ればせながらですが、仙台での新球団は「東北楽天ゴールデンイーグルス」に決定しました。
大方の予想通りの結果でした。

私自身、あまり野球には興味がないので、球団が一つなくなっても別にどうこうなかったのですが、新規参入で初めてライブドアが名乗りを上げた時、「夢」を感じました。 その後、新参者は拒否という年寄りのたわごとに振り回されている球団関係者に、今の日本の縮図をみたような気がしました。

そしていよいよ新球団受け入れが決まりかけてきた時、楽天の参入。それも同じ仙台でという表明に、「なんかこいつらズルイなー」と感じました。

決定から数日たって振り返ってみると、今回ライブドアが参入出来なかった事は、後のライブドアにとっては良かったのだと思います。

球界の中は知りませんが、今はまだ古い体質が残っている段階ではないかと思います。
楽天は事業的には新しいことをやっていますが、やり方という点でいくと今の球界に近いような気がします。

当然、資金力や経営感覚という事も判断基準にはあったと思いますが、次回はもっと力をつけて「夢」と「現実」が一致している企業として、古い体質を打ち破ってもらいたいと思います。

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2004/11/04 (木) 「嬉し楽しいひと時」

昨日、何年ぶりかに社内のミーティングをしました。

スタッフも増え、体制を整える意味もありますが、これから先、何を目指してどんな会社にしたいのか、理念や目的、また、今後5年間のイメージ等の話をしました。

ミーティング自体は、私自身も含め、みんなが慣れていないという事もあってか、硬い雰囲気のまま終了しました。

ミーティングが終わって、予約してあった近くの焼肉屋で親睦会をしたのですが、この親睦会がミーティングとは打って変わってハチャメチャなノリで楽しいひと時を過す事が出来ました。

創業以来、望んでいた会社にようやく近づいてきました。
古いスタッフが「社長良かったね!ほんとにええ会社になってきたね!」と昔を思い出しながら今涙を流してくれ、また、新しいスタッフは「社長まだまだですよね!今から何年かたって『あの時あんな事しとったけど、ようやくここまで来たな!』って今の頑張りが懐かしくなる時がきますよね!」と言ってくれるような、そんな会社になってきました。
ほんとに嬉しい限りです。

やっとここまでこれたかという喜びと、このままいったらすごい会社になるぞ!という確信を感じ、みんなが一体になりつつある「気」が会社を包んでいると感じた一日でした。

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2004/11/03 (水) 「利益を出す意味」

企業が利益を出すためには、売り上げを確保する事も必要ですが、コスト管理が重要になってきます。

運送業では、人件費・燃料費・高速代・保険料が大きな割合をしめ、そのあたりを改善することが、重要になってきます。

決算などでまとまった数字をみると、いろんな経費が驚くような数字で出てきます。
単純にその数字をみて、「人件費比率が高いから○○%削減しよう。
高速代が使い過ぎのようだ○%削減しよう。」となってしまいます。
でも日常のやり方に無駄はなく、それが必要なコストならそこにメスを入れる事は悲劇を招きます。
どれも人に関わる問題になりますから、へたをするとやる気を失い暗い楽しくない職場が誕生していきます。

確かに企業として利益を出すのは必須項目ですが、利益が出れば何をしてもいい訳ではありません。

トヨタ自動車が半期で5840億円という驚異的な経常利益を確保しました。

確かにコスト管理は徹底しているらしいですが、関わる人みんなが幸せかというと???です。

それだけの利益があるのなら、その内の数%をかけて地震の被災地に何かをしてあげたらと思うのは、世間知らずの一般庶民の考えなのでしょうか?
報道では伝えられていないだけで本当はすごい援助をしているのかもしれませんが・・。

単に持たない者のひがみかもしれません(;^_^A うちの会社はまだまだ売り上げも低く、利益も出せていない状態です。
なんとか利益を出せるように試行錯誤しています。

ただ、利益は出ていませんが、会社の雰囲気は悪くないと思っています。
自分の欲目かもしれませんが、みんな和気あいあいとしていると思います。

私自身この雰囲気を守りながら、会社として大きくしていきたいと思いますが、もし、この雰囲気を崩すような部分にメスを入れなければ利益が出せないとしたら、うちの会社が存在する意味はないと思っています。

利益が出たら周りにどんな夢と希望を与えられるのか?
そんな事を真剣に考えながら利益確保の作戦を練っていきたいと思います。

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2004/11/01 (月) 「視野」

昨日散歩をしながらふと思ったのですが、とりあえず家族がみんな健康で仲良く暮らせたらそれだけで十分だと思いました。
それ以上の事を望むのは欲以外の何者でもないでしょう。

ただそれを維持するためには、今の環境が存続するというのが大前提になります。
そう感じたその時のその場の状態がずーっと続けばという事になります。

自分で努力すれば何とかなる事ばかりでもありません。
地域より社会、社会より国、国より世界、世界より地球、範囲が広くなればなるほど、よほどの影響力がなければなす術もなく、他の力で自分の状況が一変してしまいます。

本当に守るべき幸せは家族の幸せのみ。
でもそれを維持するためにはより大きな視野で物事をみる必要があると思います。

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