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2010年2月6日

狩猟民族と農耕民族

欧米人はそもそも狩猟民族で、日本人は農耕民族。

だから何が違うのか?

狩猟民族というのは、狩りに出て獲物をしとめ、それを食糧にしていく。
捕るというのが基本にある。

一方、農耕民族は田畑を耕し育てたものを食糧にしていく。
育てるというのが基本にある。

資本主義というのは、捕るというのが基本になっている。
金=客という獲物をどうやって増やしていくか。
猟場を食べつくしたら次の猟場へ獲物を探しに行き、罠をしかけ、おびき寄せ、しとめる。
人より強い武器を持ち、人数が多い方が、より多くの獲物をしとめることができる。
より多くを得る者は、人の物も奪い、それを分け与えることで自分が潤うという仕組みを作る。
結果的に猟場は荒れ果て、いつの間にか食べるものがなくなってしまっていく。

これからは荒れた猟場を再生しなければいけない。
荒れ地を耕し、種をまき、植物を育て、その植物を餌に動物を育てていき、そうやって育てたものをいただいて営んでいく。

これには時間と手間ひまがかかるが、これこそ日本人の得意分野。
今は日本人の中にも狩猟経験しかない人が増えているが、汗水たらしながらコツコツ物事を進めるという農耕民族が必要な時代になってきた。

百姓のせがれに生まれたこと感謝します!

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