2010年3月18日
初心忘れるべからず
何度も何度も聞いた、言い古された言葉だが、実に奥が深い。
色んなことに初心があるので、毎日毎日振り返る必要がある。
この4日間、我が社初の新卒者の研修を行ったが、実に初々しい。
自分にもあんな時期があったし、他の社員にもあんな時期があっただろう。
生まれた時から言葉が話せて普通に歩けて仕事もできた、というくらい未熟なものに対して高飛車な物言いをする人がいる。
そんな人は自分が未熟だったことを忘れてしまっている。
初心を忘れるというのは、自分に未熟な時期があったことを忘れてしまうということ。
同時に謙虚な気持ち、素直な気持ちも忘れてしまっている。
初めての経験をいっぱい積み重ねて大人になっていく。
すべての初めての時の気持ちを忘れずに、今日初めてを体験する人の気持ちをわかってアドバイスしてあげる。
それが年長者の役割。
思いやりを忘れるな!初心忘れるべからずには、そんな意味があるのだと思う。