仕事の意義を考える
先週、たまたま付けていたテレビで、田口愛さんという26歳の女の子のストーリーをやっていました。
田口愛さんのことはネットで調べればいっぱい出てきますが、アフリカのガーナでカカオ革命を起こした人で、日本でも人気のあるすぐに売り切れになるようなチョコレートを作っている人です。
元々、チョコレートが大好きで、カカオの原産国であるガーナへ単に行っても見たいと思ったのがきっかけで、行ったらガーナの現状を目の当たりにして、生産者さんの地位向上や生活環境の向上のために、現地に工場を作って雇用を生み出したりしています。
カカオと同じくコーヒーもそうですが、現地の農家の人たちは安い賃金で働かされていたり、豆を安い価格で買い叩かれて、経済的に苦しい生活を強いられています。スタバとかは儲かっているのにおかしな話です。
工場を作るエピソードで面白い話がありましたが、現地には建築会社がないので村の力自慢を集めて工事を始めたそうです。基礎をするときに地面を掘っているといっぱい芋が出てくるそうで、現地の人は芋が出てくると仕事をやめて帰ってしまうそうです。
それはなぜか?現地では、生きるため=食べるため、に仕事をしているので、食べ物を確保できた時点で今日の仕事は終わりとなるそうです。
昔々、貧しい頃は、みんなが生きるために仕事というか労働をしていました。ほとんどの人が労働者でした。でも、生活が豊かになり、本当に生きるためだけに仕事をしている人は身近にはほとんどいません。生きる以外のこと、例えばいい服を着たい、ちょっと高級なものを食べたい、趣味にお金を使いたいと、生きるためだけではない物事にお金を使いたいからお金が欲しいから仕事をしています。
ただ、ガーナの現地の人のように、労働者ではお金を稼ぐことはできません。これは昔から同じで、労働者を使っている人たちの方が稼ぐことができます。
今の日本で、そんな風に搾取する側とされる側の構造になっていないと思っているかもしれませんが、労働を提供するだけでは搾取されるだけです。例えば、システムを構築している人、人の教育ができる人、経営のアドバイスができる人、そういう人たちは労働者ではありません。そういう人の方が高い報酬を得ています。
単に労働しか提供できない人は収入が低くても仕方がないのが世の中です。収入を多く得るためには、自分以外のたくさんの人が喜ぶこと、よりたくさんの人の役に立つことをすることです。そういう働きができるようになると、仕事はお金のためだけにするものではないということが分かります。
最近、頭の良さって何かをよく考えます。国語や数学の点数がいいことが頭がいいことではないと思います。本当の頭の良さというのは、より広い視点で物事が見れ考えられ行動できるかだと思います。今の自分の動きが周りにどんな影響を与えるか?それは今だけでなく、未来も含めて。範囲で言えば、目の前の人だけでなく、世界も含めて。
運送業は労働集約型産業と言われていますが、このままではこの業界内で稼ぐことはできません。もっと稼ぐには、単に言われたことをやる労働ではなく、頭を使って考えてお客様に提案できるような仕事をしていきましょう。
今週もいつもと同じ一日の積み重ねで何事もなく無事に終えれるように、安全絶対!健康第一!最高品質!で明るく元気な挨拶と思いやりある行動で、お客様から感謝され、仲間から信頼され、社会から必要とされるありがとうがいっぱい集まる仕事をしていきましょう!
今週も楽しんでいくぞ~!オーーー!\(*⌒0⌒)b
今週もよろしくお願いします!
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