2011年7月4日
人の為と書いて「偽り」
昔々、ある人に喜んでもらいたくて、何かのプレゼントを渡した時に、普通に「ありがとう」って感じでがっかりして、自分が不機嫌になったことがある。
その時に「喜ばんからって、不機嫌になるのは自分勝手と違うか?喜んでほしいと思ったんは自分やろ。そこに人の気持ちを求めるのは欲張りと違うか?」と言われた。
当時はむかついたが、よくよく考えると確かにそうで、自分の行為でしたことの見返りが相手からないからといってがっかりするのはお門違いだと思った。
人に親切にするのも、誰かが喜ぶことをするのも、すべてその人が喜んでくれると自分が嬉しいから。
もし喜んでくれないからといって「やってあげたのに」と思うくらいなら最初からやらなければいいだけの事。
人の為に、お客様の為にと、あまり気負いすぎるといつの間にか「これだけしてあげたのに」と不満がでる。
相手も押し付けられている気がして、素直に喜べない。
喜んでくれたら嬉しいけど、喜んでくれなくても自分がしたいからさせてもらったという気持ちが、きっと相手に押し付け感なく受け入れられ「ありがとう!」という言葉になり、その言葉に自分が嬉しくなるのだ ろう。
人のためという義務感や犠牲的な気持ちでやるのではなく、自分の喜びの為に、ドンドン人に親切にしよう!すべては自分の為ですよ!