2007年6月22日
ミンチ偽装
またまた、「食」に関しての偽装が発覚しました。
牛肉のミンチに豚肉を混入したという偽装です。
その原料を使って牛肉コロッケをつくっている加ト吉は、その製品を回収しているようです。
賞味期限切れの牛乳をシュークリームに使ったとして、不二家がしばらく営業停止になっていた話はごくごく最近の話ですが、同じような問題です。
確かに、食べ物に表示してある以外のものが入っていたり、賞味期限が切れているものを使うのはどうかとは思います。
でも、それを食べて死ぬわけでもなし、捨てることもないと思います。
日本人はそれを安く買い、その分いいものを貧困で困っている国の人達にあげればいいと思います。
世界では約8億人の人が、飢餓で苦しんでいるといわれています。
5秒に一人、飢餓が原因で基礎体力がなく、病気などで亡くなっているそうです。
一方で、普段から色んな訳の分からないものが入っている食品を平気で口にしながら、ちょっと異常があると食べても下痢すらしないのに食べ物を捨ててしまうという感覚の人達が多数います。
スーパーで買い物をする時に、賞味期限が多く残っているものをわざわざ選んで買う人達、そんな人達も、不二家や今回のミンチ会社と感覚は同じです。
企業理念を問うのは構わないと思いますが、それはそれ。
何か問題が起こっても無駄なことはせず、生かすものは生かして、姿勢は正していく。
最近よく思うのですが、責任の問い方や責任の取り方をもっと考えた方がいいんじゃないですか?