BLOG

2011年4月25日

とどまる

今回の震災の影響、特に原発の問題の収拾がつかないことがあり、外国人観光客の訪日が激減しているらしい。
また、日本に住んでいた外国人の帰国も多いらしい。
日本人でも一時的に海外へ避難するという話も聞く。

昔からよく言われるのが日本人は農耕民族で、土地を耕し作物を育てその土地に根付く。
一方、西洋人は狩猟民族で、獲物を追い求め獲物が居なくなれば次の土地に移って行く。侵略的な考え方が西洋人の根底にある気がする。

先祖代々の土地を守りそれを子孫にも受け継いでいく。
個人の所有している土地を受け継ぐというよりも、もっと大きな視点の故郷を守っていくという意志を日本人は持っていると思う。

これは土地に限ったことではない。
仕事でもほんの少し前まではお世話になった会社には一生勤めるというのが当たり前だった。
結婚したら離婚するなんて犯罪に近いくらいいけないことという風潮があった。

何でも西洋的な自由が正しいという流れできたが、日本人が守り続けてきた「一つのところ(もの)にとどまる」という何か我慢にも似た姿勢が、想いの深さや人への配慮などの感性を育んできたんだと思う。
嫌なら逃げればいい、ダメなら辞めればいいを繰り返しても、決して見えない、感じられない世界観がある。

外人さんが日本を避けるのはある意味いい傾向だと思う。
日本人でも逃げたい奴は逃げればいいと思う。

本当に日本をよくするために、日本を守るために全力を尽くせる純日本人で、これからの世界の中心になれる日本を作っていこう!
まずはそれぞれが今いるところから固めていこう!

トラックチャーター便
鈴鹿・亀山・引越