2008年12月9日
食料自給率を上げる方法
農薬の問題や偽装など食の安全が問われ続けている。
そんな中でもアメリカは日本に輸入拡大を迫ってくる。
日本の規制を変えてでも売り込もうとする。
政府も非常に弱い。
情けないくらい外交が弱い。
一方で農地が余ってきている。
農業をする人口が減っている。
林業も漁業も従事する人が減っている。
なぜか?お金にならないから。
生きていくには困らないが、世間並みの生活をするには無理があるから。
サラリーマンの方が安定するからと、多くがサラリーマンになっていった。
そんなサラリーマンにさえ、若者は魅力を感じない。
お金より自由に好きなことをして暮らしたい。
やがて、フリーターや派遣社員が増えていった。
そんなフリーターや派遣社員も職に困る時代がやってきた。
やはり安定した生活がしたい。
でも世界的な不況がやってきた。
飯さえ食えなくなるかもしれない。
困った。
もとに戻って。
輸入品は安全性に問題がある。
自給率が低い、問題だと言っている。
未だに農地は遊んでいる。
仕事がなくて困っている人がいる。
どうして遠い遠い国から運んできたものの方が、近くで作っている米、近くで取れる魚、近くで育てている牛より安いのだろう?
食に困っている人と職に困っている人、どうしてくっつけないんだろう?
今のままでも、それほど贅沢ではない食事、例えばケーキが食べられるのは誕生日とクリスマス、お寿司を食べるのはお祭りの時、たまに奮発して食べるステーキがうれしいという感覚に戻るだけで、自給率は上がるだろう。
それプラス、農業人口を増やしたら自給率100%も夢ではないはず。
選挙に勝つことばかり考えずに、国をよくすることだけを考えて行動できるバランスのいい政治家はいないんですかね。