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2009年12月9日

鎖国

かつて日本は百数十年間、海外との国交を断絶するという鎖国状態にあった。
それがペリーの来航から始まる明治維新により、国交が復活し、グローバル化の流れとなっていった。
そして今、グローバル化の波にのまれ、日本のあるべき姿を見失いかけている。

もう一度、鎖国をしてはどうだろう。
輸出や輸入に頼る経済ではなく、自給自足、内需で賄える経済規模にした方がいい。
日本だけではなく、すべての国がそれくらいの規模になった方がいいだろう。
自給自足のできない国の援助を国力のある国がする。
侵略するという考え方ではなく、援助という考え方で。

少し前まで、地方地方の特徴があり、街並みや空気が違ったが、今ではどこへ行っても、同じような看板に同じような店、同じような街並み。
海外に行っても、日本人がよく行くようなところは、それほど珍しさもない。

色んなものが統合されて同じになっている。

真のグローバル化は、それぞれがもっと個性を出して、その個性を認め合うことだと思う。
それには外へ外へと向かうのではなく、内へ内へと目の前、足元、自分自身を見つめなければいけない。

これは決して閉鎖的になるという意味ではない。
個性を主張するために、もっともっとはじけて輝くために自分を磨くということだ。

アメリカの基地もすべて追い出して、自分の国は自分で守る。
別に核を持つ必要はない。
戦争をする必要もない。
日本に誰かが侵略してくるということが起こる世の中になったとしたら、間違いなく世界は破滅する。

日本という国をもっと輝く国に磨くために、鎖国するのもおもしろいかも?

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