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2009年9月17日

評価

第11期の収支がほぼ出た。
数字として表れたものは予想通りの減収減益。
ただ数字には表れていない、一体感やカワキタらしい風土、明るい・元気・やる気があるという雰囲気などの肌で感じてもらうものは増収増益だったと思う。

給与を決める、銀行が融資を決めるなどの評価というのは、ほとんどが過去の出来事からでた今という結果に対して評価する。
評価が悪い場合は「これから頑張って未来に結果が出たら、出た結果に対して評価しましょう。」おおむねこんな感じだろう。

一見、理屈が合っているようだが、このやりとりの中に「信頼」はない。

信頼するとはどういうことか。
今の姿や行いがどうであれ、「本当は出来る人」「必ずこうなる」とその人の未来を信じることだと思う。
その視点で相手を見た時、結果が出ていないのは「サポートが足りなかった」「引き出せてやれなかった」と責めるのは相手ではなく自分になる。

かつてのうちも過去で評価していた。
「君たちがこうしてくれたらこうしよう」と。
でも今は出来る限り「君たちはこうしてくれると思うからこうしよう」という風にしている。
そういう視点で見るようになってずいぶん雰囲気も良くなったと思う。
みんなが意識しているかどうかはわからないが・・・。

未来の予想される結果に対して今を評価する。
その予想される結果と未来の結果にマイナスのギャップが起きそうな時は、放ったらかしにせず、都度都度アドバイスをし、それでもマイナスのギャップがあった時は、過去の結果を踏まえた未来の結果を評価する。

評価を武器に人を言いなりに動かそうとする人が多いが、仕組みや恐怖では本当に人を動かすことはできない。
自らが納得して「やりたい」と思った時、人は放っておいても動く。
納得感を高めるには「とにかく話す」しかない。
お互いが理解しあえて信頼関係が増し、やがて理想とする結果が生まれる。

ということで、数字的な結果は出せませんでしたが、未来の結果を信頼してご融資お願いします!

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