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2008年2月27日

目標とノルマ

4年位前から、どういう会社にしていくか?年間売上高や利益をどれくらいにしていくか?そのために「いつ」「何を」「どのように」していくか等の目標・計画を立てるようになった。

その前から、経営計画の重要性については、本を読んだり話を聞いても、「そんな先のことを計画立てても、どうせ数字合わせするだけで意味がない」という感じだった。
今では計画を立てない経営なんて怖くて出来ないが・・・。

去年までは、年間計画を立て、その後月次の試算表を元に、過ぎた数字で目標を達成した・しなかったとミーティングをしてきたが、今年からはそれではヤバイというので、日次の目標を設定。
日々達成したかどうかを意識するということをやり始めた。

自分も陥った罠だが、数値を目標にして達成したしないを持ち出すと「何でもいいから数字を上げればいいのか?」「数字を出すために仕事しているわけではない!」ということを言う人も出てくる。
「目標=ノルマ」みたいに思ってしまうのだと思う。

「目標=ノルマ」ではない。
目標には「想い」が必要だが、ノルマに「想い」は必要ない。
目標は積み重ねた結果が数値として表れるが、ノルマは数値を達成することだけがすべてである。
目標には「夢」が伴うが、ノルマには「夢」は必要ない。

ただがむしゃらに、「売上を上げるために」「利益を上げるために」「収入を増やすために」とお金を稼いでも意味がない。
お金を稼いだ結果、何をしたいのか?何をするためにお金が必要なのか?
その「何か」が一人でも多くの人の役に立つのか?
幸せに繋がるのか?
自分以外の誰かか何かを幸せにするための途中経過として「目標」がある。
これは決して「ノルマ」ではない。

そんな意味を感じられるか感じられないか?感じられるものだけが、今後は発展するだろう。

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