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2010年2月16日

率先垂範

「やってみせ、言って聞かせてさせて見せ、ほめてやらねば、人は動かじ」 は、有名な山本五十六氏の言葉。
率先垂範というと、この言葉をイメージする。

以前は、自分は実践せずに、相手を動かそうとしていた。
というか、実践できていないことに気づいていなかった。
その状態で引っ張ろうとしても、まったく人はついてこない。
ついてこないどころか、逆に引いていく。
最近はごくごく簡単なこと、例えば「クツをそろえる」とか「ゴミを拾う」とか、自分がちゃんと実践できるようになってから、社員にも実践するように勧めている。

そうやっていくと、あまり多くの事はできない。1年に2~3個も定着すればいいくらい。
でも、こんなことを続けていくと、確実に出来ることが着実に増えていく。
1年単位で見れば大したことがなくても、10年続ければ相当な力になっていく。

冒頭の山本五十六氏の言葉には続きがある。
「話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
自分が実践出来たことを噛み砕いて説明して、少しでも出来たらほめてあげる。
でもなかなか100%のレベルまではいかない。
その過程では、コミュニケーションを密にとって、寄り添って歩んであげる。
その根本には相手を信頼すること、感謝することが必要ということだろう。

まだまだ大したことはできないが、自分の生き方が誰かの憧れになる、そんな生き方をしていきたい。

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