2009年8月18日
挫折
人生山あり谷あり。
放っておいてもすべてが順調に行く時もあれば、あれやこれや一生懸命やっていても何もかもがうまくいかない時もある。
挫折したことのない人が思うほど、人間というのは強くない。
挫折とは何か。
今までうまくいっていたものがいかなくなる、今まで出来ていたことができなくなる、もがけばもがくほど深みにはまり、孤独を感じていく。
外にばかり目を向けていた人が、本当の自分と向き合うために挫折がやってくる。
自分の内面に目を向けるというのは、自分以外の人との関係に気づくということでもある。
一人ぼっちの人はどこにもいない。
多かれ少なかれいろんな人の支えがあって生きている。
支えられていたことに気づき感謝の気持ちが生まれ、感謝の気持ちが前向きに生きる力と思いやりを与えてくれる。
64年前、日本人は大きな挫折を味わった。
その後、小さな島国が世界で指折りの経済大国になった。
でも今は挫折を味わっていない人たちが国を動かしている。
人の上げ足ばかりとっている。
今のままではいい国にはならない。
ここらで一発「ガーン」と頭を打たなければ。
政権交代くらいでは挫折にならないが、ウトウトしていた目が覚めるくらいにはなるのかな。