BLOG

2009年9月9日

思っていることは言葉に表れる

先日、息子とレッドカーペットを見ていたら、「俺が中学生の頃、エンタの神様を見とった時、親父なんて言うたか覚えとる?」「覚えてない。」「そんなもんばっか見とるでアホになんのやわって言うたんやで。」と。
なんとひどい親や・・・。

昔から家族に「そんな言い方ないやろ。」とよく言われた。
「そんな言い方って、普通やん。」みたいに言っていた。
その頃は「言い方」が悪いから言い方を直そうとしていたが、どんな言い方をしても結局返ってくる答えは同じだった。
今考えるといつも何かイライラしていた。

言葉というのは正直なもので、言葉として出した単語ではない、その人の心にある気持ちがちゃんと相手に伝わる。
言い方を変えようが、単語としての言葉を変えようが、気持ちが変わらない限り何も変わらない。

つい最近まで、そんなことが分からずに言葉で相手を動かそうと思っていた。
「社員が幸せならいい」と言いながら、本当は売上を上げること、利益を出すことが重要だった。
「社長の言っていることは分かるが、何かが腑に落ちない。」きっと心の中を見透かされていたのだろう。

今考えると、勉強をしたら出来るのに、勉強もせずにテレビばかり見ていて成績が悪い息子を責める気持ちがあったから、そんな嫌味を言ったのだろう。

思いやりの心があれば思いやりのある言葉が出るし、相手を嫌っていたらほめ言葉も嫌味になる。
重要なのは心の在り方。
心を磨けば、自然と愛ある言葉が増えていく。

「友愛」を旗印にした政権交代。
きっと失言する大臣は出ないだろう???

トラックチャーター便
鈴鹿・亀山・引越