2009年2月19日
年功序列
日本の給与制度は長年年功序列できたが、年をとれば勤続年数が長ければ仕事が出来るという訳でもないので、成果給を導入する企業が増えてきた。
でも、それもどうもうまく行かない。
ただ年をとればいいものではない。
ただ勤続が長ければいい訳ではない。
年を重ねる毎に人間として成長していくという前提の年令給。
経験を重ねれば重ねるほど仕事のスキルが上がっていきノウハウも蓄積される、当然会社への貢献や愛社精神が強くなっていくということを評価した上の勤続年数給。
一年一年、人として成長していく、人としての価値が高まっていく。
価値が高まる=喜んでもらえる人が増える=収入が増える。
そんな風土が昔の日本にはあったのではないだろうか?
その風土があるという前提での年功序列は理にかなった制度だと思う。
今必要なのは、日本人が日本人たるゆえんだった「魂」や「心」や「志」。
それを取り戻すための仕組みが必要な仕組みなのだろう。