危険を感じる感覚を研ぎすまそう。
この週末はベトナムのハノイに行ってきました。相変わらずバイクが多く、信号無視はあるは逆行はあるはなかなか激しい運転です。道路を渡るのも最初はタイミングがつかめませんでしたが、相手の動きを注意しながらゆっくり進んでいくと、うまく渡れるようになりました。
歩行者・自転車・バイク・車と入り乱れて、かなり無茶苦茶な運転ですが、市街ではめったに死亡事故はないそうです。
ベトナムと比べると、日本はルールを守って、それほど危ない運転をしていませんが、事故率で言えば日本の方が断然高いと思います。
なぜ、ベトナムでは事故が少なく、日本の方が事故が多いのか考えてみました。
ベトナムは運転が無茶苦茶な分、常に「逆走してくるだろう」「道路を横切るだろう」と注意をしながら、相手の動きを気にしながら運転しています。
一方、日本では「逆走してくる訳がない」「こんなところを横切る人がいるはずがない」と、ある意味、油断をしているんだと思います。
危険が当たり前のところでは、常に緊張感や危機感があり、周りの動きなどにも敏感になり、感覚も研ぎすまされますが、安全なところでは、そういう感覚が鈍くなります。
今は、いつどこでどんなことが起こるか分からない時代です。今の日常が当たり前ではなく、色んなことの万が一も考えて、危機感を持って、何かいつもと違う?を感じ取れるように感覚を研ぎすましていきましょう。
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