2008年8月12日
共通言語
コミュニケーションをとる上で一番重要なことは何か?
それは同じ言葉を持っているかどうか。
ボディーランゲージとハートで伝えられることもあるが、密にコミュニケーションをとる上で言葉が通じるか通じないかというのは大きな違いになる。
普通の生活をしていて使う言葉は、当然日本語になるが、日常会話とビジネス会話は違う。
海外旅行などに行くとなると、日常会話集みたいなものを買って勉強するので、外国語での日常会話とビジネス会話は意識するが、日本人同士の日本語でそれを意識することは少ないような気がする。
これは職種によっても違うし、仕事の内容によっても、立場によっても変わってくる。
つい最近まで、そんな共通言語の重要性に気づかなかった。
経験者であろうがなかろうが、立場がどうであろうが、年齢がいくつであろうが、同じ日本語を話しているから、分かっているつもり分かってもらえるはずという誤解の元にコミュニケーションがされ、ズレが生じていた。
家庭にも会社にも、その中でしか通じない共通の言葉がある。
その中には言葉にならない言葉、風土や文化もある。
それを初めてそのコミュニティーに入る人には教える必要がある。
教えるには何が同じで何が違いで何を大切にしているかを認識していなければいけない。
でなければ友好の印に握手をしようとしたら、相手は敵意があると勘違いして殺されてしまうかもしれない。
共通の言葉と想い。
二人以上が共に同じ方向に歩んでいくためには必要不可欠なものだろう。