偽装・偽装・偽装・・・。
世の中偽装のオンパレード。
それにしても肉屋の社長の謝罪はひどい。
先生に怒られて謝りたくないことを謝っている子供を思い出した。
食品偽装に関しては、そのあとの行方が気になる。
安く売ってでも、誰かのお腹に入るのならいいが、そんなことくらいで捨ててしまうとしたら、そのことの方が腹立たしい。
ツアーで海外旅行にいくと必ず連れていかれるのが免税店。
そこで売っているから本物だと思うが、コピー品が置いてあったとして、見抜ける人が何人いるのだろう。
大切なのは中身。
どんな表示がされていようが、どんなブランドだろうが、機能を満たすか?感性に訴えかける何かがあるか?欲や見栄ではない純粋に感じる感覚を養えば、騙されないし、騙せない。
騙す方も悪いが、騙される方にも責任はある。
以前、うちの制服に真っ赤なTシャツがあった。
トラブルを起こした時にある荷主さんから「そんな赤いTシャツ着とるで事故するんやわ!」
オッサンらの頭の中には、赤いTシャツ=遊びの服=ふざけとる=ええ加減な仕事をする、となるらしい。
その頃に「制服をジーパンとジージャンにしよか?」という自分のアイデアに幹部は「社長、そんなことはやめましょう。またふざけとんのかって言われます。」確かに・・・。
「茶髪にピアスはダメですか?」という求職者に、「別にかまわんよ。でもそれは最初からハンディ背負うことになるよ。人はまず『こいつ大丈夫か?』から始まる。普通は当たり前で、態度が悪かったりミスしたら『やっぱり』になる。普通以上のパフォーマンスをするのならええよ。」
良く見せる偽装ではなく悪く見える偽装。
ジージャンにジーパン、金髪に鼻輪。
でもあそこのスタッフは素晴らしい、さすがプロや!と言わせる会社。
こんな偽装なら文句はあるまい。