2025年7月23日
人は育てているようで、育てられている。
いろんな人を接してきて、見てきて、一気に成長する瞬間があります。一つはやらざるを得なくなった時、もう一つは後輩が入って教えなきゃと思った時です。
やらざるを得なくなるというのは、自分の場合、日々その連続ではありますが、過去に一番印象的だったのは、まだ引越の現場に出ている時で、2tトラックで二人で作業に行った時です。
2tトラックで二人で行くというのは、単身でそれほど多くない荷物の予定だったからですが、寮かなんかだったのですが、行ってみたら廊下にも荷物があふれていて、どう見ても2tワイドロングに満タンになる物量で、その部屋も玄関までの横持ちが長く、行った瞬間途方にくれました。でも、やり切るしかないので何とかやり切って帰ってきました。それ以降はどんな現場でも「あの時の現場を思えば楽勝」と思えるようになりました。
後輩が入ってきたらというのは何人も見てきましたが、それまではいまいち成長してこなかった人でも、後輩に教えるようになると急にしっかりしてきます。人に教えるには自分が理解しなければいけません。また「教える」という責任が伴います。だから成長が加速するのだと思います。
その背負う人数が多ければ多いほど人は成長します。背負うということは、自分のやったことではない相手がやったことの責任を取る覚悟を持つということです。例えば、後輩の作業を見ていて「あんなことしてたらいつか荷物がくずれるだろうな」と気がついたのに注意もアドバイスもせずに、実際に事故が起こってから「ほら、やっぱり」というのは責任が伴っていません。また、先輩なのに後輩のそういうところに気づけないというのも背負う覚悟を持っていないと思います。
20代、遅くても30代前半まではそれでもいいかもしれません。でも、30代も後半、40代を越えて、自分のことはできたとしても、後輩や他の人のことに気配りが出来なかったり、そこも自分の責任範囲と思えなかったら、自分より若くて仕事ができる人からしたら、めんどくさいうっとうしい存在になっていくだけです。そこでアホになって後輩が使いやすい先輩になるのならそれはそれでいいですが、後輩の言うことを素直に聞けない、責任も取れない先輩は邪魔になっていきます。
年齢を重ねてからの成長というのは「人を育てる」ということにしかないと思います。それは決して立場が上になるということではなくても、後輩を育てるという意思があるかどうかということです。
親になったら分かることですが、子供が生まれれば親になる訳ではありません。子供を育てていく過程で親になっていくもので、2歳児の親と高校生の親、子供が結婚をした後の親では、考えなければいけないことも、手本として示さなければいけないこともまったく変わっていきます。
歳を重ねれば重ねるほど、人を育てていくということはどうしても必要になってくることです。戦争を体験した人がある日このままではいけないと思って、若い世代に自分の体験を教えていくということも同じ事だと思います。
人のことを背負いたくはないと思いますが、それは人のためではなく自分のためです。成長したかったら、人を育てていくという視点も持っていきましょう。
今日もいつもと同じ一日の積み重ねで何事もなく無事に終えれるように、安全絶対!健康第一!最高品質!で明るく元気な挨拶と思いやりある行動で、お客様から感謝され、仲間から信頼され、社会から必要とされるありがとうがいっぱい集まる仕事をしていきましょう!
今日も楽しんでいくぞー!おー\(^O^)/
今日もよろしくお願いします!
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