2009年3月3日
与えよ、さらばあたえられん
この業界では「仕事を盗った、盗られた」「うちのシマ荒らした」というようなことをよく言うが、我々の業界はいったい何屋さんなんだろう。
顧客満足が声高に言われる世の中に何とも時代遅れな。
どこに仕事を依頼するか誰にお金を払いたいかは、お客様が決めること。
基本は、お客様に喜ばれる会社・役に立つ会社が生き残る。
仕事を盗ると考える人は逆の場合は盗られると考える。
人に盗られたくないから、盗られないように隠す、手の内を見せないようにする、見張る、監視する、疑う。
人の物を盗ろうとするから、こそこそする、隙を伺う、騙す、嘘をつく、ごまかす。
どっちにしても「信じる」とか「信頼する」とか「協力する」とか「助け合う」という、優しさや思いやりという心の状態は存在しない。
仕事というのは奪い合うものではない。
それぞれの持ち味や得意を活かして、役に立つ事や喜ばれる事をすればいいだけ。
人それぞれ合う人合わない人がいる。
合う人だけと仕事をすればいいと思う。
お互いが足りないところや不得意なところを補い合うために仲間が必要になる。
情報を発信すれば情報がやってくる。
心をオープンにすれば心が満たされる。
ギブ&テイクであって、テイク&ギブではない。
もう少しレベルの高いところで競争しましょうよ!