2010年3月17日
モデリング
自分が望むような結果を出している人の行動や考え方、言葉使いをマネすることを、心理学的な言い方でモデリングという。
モデリングという言葉を初めて聞いたのは、以前にNLP(神経言語プログラム)を学んだ時だったが、その時は、モデリングというのを何か特別なスキルのような、意識的にやっていかなければいけないことのように思っていたが、最近、実はわりと多くの人が昔からやっている普通の感覚なんだということに気づいた。
それは「憧れ」である。
スポーツ選手やアーティスト系に多いが、最近で言うと、浅田真央2世といわれている村上佳菜子選手。
浅田真央選手に憧れて目指してきた結果、真央2世といわれるまでになった。
引退を表明した清水宏保選手も、「自分を目指してスケートを続けてきた世代がオリンピックに出るようになり、誇りに思う。」というようなことを言っていた。
憧れて目指す=モデリング。
憧れを持つということが成長していくための第一歩のような気がする。
憧れの中には「素直」や「謙虚」という気持ちを持つ「何か」があるような気もする。
誰かに憧れて目指して近づき、やがて追い越していく。そうやって人は進歩していくのだろう。