2011年4月28日
バランス
経営していると、理想と現実のバランスに度々頭を打つ。
経営上の現実の多くは「お金」だが、理想を追いすぎるとお金が少なくなり、お金を追いすぎるとどこかで妥協や諦めが入ってしまう。
少し前までそのバランスというのが、同じ重さの中で右に比重が行くから右に傾き、左に比重が行くから左に傾くのだと思っていたが、どうもそうではないような気がしている。
理想と現実を天秤にかけているとすると、理想を追求すると理想の重さが重くなり理想側が下に下がる。
このバランスをとるには現実側に重りをのせるか、理想側を軽くしていくしかない。
理想側を軽くするというのは諦めとか妥協になるので、現実側に重りをのせる=お金を増やすしかない。
お金=会社の規模かもしれないが、現実側を重くしていくことに集中しているといつの間にか現実側が重くなり現実側が下に下りている状態になる。
そうなると次はもっと理想を追求して理想側を重くしてというように、長いスパンの中でバランスを取りながら進んでいくと、想いは深まり、会社としての一般的な評価も上がっていくものなんではないかと思う。 言葉にするとややこしいが、自分の中では何かがひらめいた感がある。
成功した時のネタとしてとっておこう。