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2008年3月14日

デスノート

社会的地位の低かった運送業界を、現在のような非常に社会的地位の高い、誰もが憧れる業界にした先駆者の一人である川北辰実(かわきた・たつみ)氏が、2053年2月3日午前7時、老衰のため三重県津市の自宅にて死去した。
88歳だった。

告別式は、三重県津市の高田本山で執り行われ、世界各国から3,000人以上の人々が参列した。
義理で参列した人は一人もおらず、参列者全員が心から旅立ちを祝福しているようだった。

氏は、高校卒業後、工員を経て、1990年に軽貨物自動車一台でカワキタエクスプレスを創業。
1998年には株式会社カワキタエクスプレスを設立、社長に就任した。
一時は倒産寸前までいったが、奇跡的に持ち直し、2007年に本社を現在地に移転。
その後、やりがいある会社・人の役に立つ会社作りを行い、当時の業界では考えられない感動・感謝が溢れる会社として売上・利益共に順調に伸ばしていった。
氏のかねてからの目標であった社員・顧客・地域に喜ばれる企業体としてグループ売上高100億円を2020年に達成。
同年、会長職に退いた。
その後は運送業界発展のための活動、また農業・教育という分野にも力を注ぎ「いい国日本」にするための活動を行った。

晩年は、啓蒙的な活動を積極的に行い、人材育成に精力を注ぎつつ、ゴルフ・旅行なども楽しみ、人生を謳歌して過ごした。
氏のような生き方に賛同するものも多く、多くの人々に勇気と夢を与えた。

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