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2005年4月30日

コラム 2005年4月

2005/04/30 (土) 「話しをするということ」

よく「人の話には尾ひれがつく」といいます。
いい事につけ悪い事につけ、大体の話はオーバーになります。
これは何も噂話だけではありません。
一対一で誰かと話しをしている時でも盛り上がってくると話の内容が段々膨らんできます。

何の話しをする人と普段付き合っているかで、大きく人生を左右します。
いつも悪口や愚痴を言い合う仲間と、夢を語り合う仲間がいる人ではどちらが成功者になる確率が高いでしょうか?当然、後者です。

夢も語っているうちに段々膨らんでいきます。
自分が認識していた夢より大きい事が自分の口から出ることは多々あります。
それを何度も何度も話しをしていると、最初は「まさか」と思っていたことがいつの間にか手の届く範囲にあることに気が付きます。

その人の現実に起きないようなことは想像すら出来ないそうです。
想像というレベルではなく言葉に出して話せる事は必ず現実になります。
諦めなければ・・・。

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2005/04/28 (木) 「すべては自分のため」

仕事は何の為にしているのか?
「お金のため」「家族のため」「お客様の喜びのため」「社会のため」色々と理由はあると思います。
仕事だけに限らず、人は得手して「相手のためを思って」やっているという勘違いをしてしまいます。

かつては自分もそういう思いで人と接していました。
やってくれと頼まれてもいないのに「してやっている」と勝手に思い込み、相手が喜ばないとそれを不満に感じ、勝手にイライラしていました。
でもこれは大きなお世話です。

今、スタッフには、「人の役に立つこと」「人が喜ぶこと」をやっていく事が仕事だと言っています。
これはそうする事が人間としての本当の喜びだと思うからです。
誰が喜ぶか?
自分のやった事で誰かが喜んでくれると「自分」が嬉しいのです。
「自分」が喜ぶから相手にしてあげたいのです。

家族を喜ばせたいのも、仲間と気持ちよく仕事がしたいのも、お客様に感動していただきたいのも、すべて自分がそうしたいからやるだけです。
それが自分の喜びだからやるだけです。

人間は基本的には「善なるもの」だと思います。
育った環境やこれまで関わってきた人によってその人の価値観や感性も違いますが、元々は人に褒められたり喜ばれる事に快感を覚える動物だと思います。
上司が言うから、会社が言うからそれをするのではなく、そうする事が「自分のため」だと思えるような人間に気付ける仕組みが会社には必要です。

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2005/04/27 (水) 「守・破・離」

最近、「守・破・離」という言葉によく出会い、自分自身気になるワードになっています。

千利休の”利休百首”の一首で「規矩作法守りつくして破るとも離るるとても本を忘るな」(きまりやてほん、作法を守り尽くした挙句、それらを破ることになったり、それから離れることになっても、元を忘れてはならない。という意味。)という歌があるそうです。
その歌から「守・破・離」(しゅ・は・り)という言葉が生まれ、芸能や武道など、その道を極める為の成長段階を「守」「破」「離」の三つの段階に分けて説明されています。

「守」 この段階は、ただひたすら教えやきまりを守り、行動を見習う基本の段階。
仕事に当てはめるとルールやマニュアルにのっとってその通りのことが確実にできるという段階。

「破」 この段階は、既存の教えやきまりを破る段階。
教えを守るだけではなく独自の工夫を行い、教えにはなかった方法を組み込んでみる。
仕事に当てはめるとルールやマニュアル通りにやる意味を理解し、やり方を工夫して自分のやり方で同じ結果を出せる。

「離」 独自の工夫が、それまでの教えやきまりを乗り越えて、新しい教えやきまりを確立する段階。
仕事に当てはめるとルールやマニュアルがなくても、臨機応変な対応で「個人」として信頼され、「○○さんの行動を見習おう!」という人になる。

うちの会社の体制がどの段階かというと、「守」がまだ出来ていない状態です。これは自分の甘さだと痛感しています。
「わざわざルールで縛らなくてもみんな自然と出来るようになるだろう。」という思いの奥に「いちいちそんな細かい事を言ったら、『社長は細かいなー』と煙たがられるしなー。」という弱い心が存在していました。

「普通の会社」の「普通」が出来て、その先に「感動」を提供できる会社が存在します。
運送業界はうちも含めて「本音と建前」の中で誤魔化しながら経営をしている会社が多く存在する業界です。
その中でいち早く「まっとうな道」で勝負できる体制になれた会社が「本物」の会社です。

絶対に「本物の運送屋」になるための、諦めずに、まずは「守」を早く確立しなければと思います。

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2005/04/26 (火) 「普通の日常」

昨日、尼崎で電車が脱線し、死者が70人もでるという大惨事がありました。
その電車に乗っていた人や、その現場を走っていた車も、事故が起こるまでは普通の日常でした。
まさかそんな事故にあって死ぬなんて考えてもいなかったと思います。

もし自分があの場所にいたら、もし家族があの場所にいたら、もし社員があの場所にいたら、もしうちのトラックの責任であんなことが起こったら・・・。
他人事と思えば何も感じないかもしれませんが、自分に置き換えて感じてみると普段の生活の何かを見直すきっかけになります。

誰しも当たり前のように目を覚まし、当たり前のように仕事をして、当たり前のように家に帰っていますが、実はそれは当たり前ではなく奇跡なのかもしれません。
そう思ったら、何気なく普通に過ごしていることの一つ一つに感謝の気持ちが芽生えます。
不平不満なんてもったいなくて言えません。

「今」という瞬間を悔いなく生きなければと思います。

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2005/04/25 (月) 「人生の師」

成功する条件の一つに「師」を持つというのがあります。
でも今の自分には固有の「師」というのはいません。
出会う人や本やその時々の状況に応じて「気付く」ことはあるのでそれも「師」かな?と思っていました。
その「師」の自分の定義は、自分が行きたい方向・進みたい方向に導いてくれる人や事、自分の知らないこと・気付いていないことを教えてくれる人という感じでした。

最近、自分なりの「師」の定義が違うんじゃないかと感じ始めてきました。
実は「師」というのは新しい事を教えてくれる、前に引っ張ってくれるというのではなく、自分が分かっていると思っていること・気付いていると思っていることに、驕りが出た時に、頭をたたいてくれる人・鼻を折ってくれる人が「師」ではないかと思います。

人間、いつも自分の今の状態がベストだと思っています。
悪気があるわけでも、傲慢になるつもりでもありません。
最初はありがたかったことでも、知らず知らずに、それが当たり前になってきて、感謝の気持ちを忘れて、傲慢になっていきます。

素直に耳を傾ければ、誰かが教えてくれているはずです。
そんなアンテナが錆びないように磨き続けると、たくさんの「師」に出会えるのかもしれません。

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2005/04/22 (金) 「タイム・イズ・マネー」

インターネットがなぜ儲かるのか?
インターネットのなかった時代なら全然入ってこなかった情報が瞬時に世界各国に伝わるようになったから、つまり情報の伝達スピードが飛躍的に速くなったからだと思います。

時間軸で考えて時間を短縮すると便利になり価値が生まれます。
同じ距離を移動すると考えると、鈍行電車より特急電車の方が旅費は高くなります。
新幹線より飛行機のほうが高くなります。
一般道路はタダですが高速道路はお金がいります。
日常の生活でも、昔はたらいで洗濯していました。
たらいは数百円でした。
同じ事をするのに洗濯機は数万円します。
でも数万円出す事で洗濯にかかる時間は数十倍短くなりました。

便利=楽です。
楽とお金を引き換えにしています。
楽=時間の短縮だと思います。
普通にやっていたら一年かかることを一週間でやったとしたら、極論を言えば一年分の収入を一週間で得る事が出来るはずです。
昔なら百人かかってやっていた事を同じ時間で一人でやることで百人分の収入が得られるはずです。
(百人×8時間=一人×800時間)
一方で時間をかけなければ出来上がらないものもあります。
人間死ぬまで勉強といいます。
経験するしか感じられない、それが人間です。
その経験を飛ばしてひとっ飛びに悟ることは出来ません。
でも悟るということは、宇宙が誕生して百数十億年の何かを、今という時間に凝縮して感じるという事なのかもしれません。

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2005/04/21 (木) 「気付き」

期待には相手に対する期待もあれば、自分の感情に対する期待もあります。
あまり求めしまいすぎると不満が生まれます。
もっと感動したい、もっと喜びたい、もっともっとと思っていると小さなことに気付かずにより刺激がある方に向かってしまいます。
その結果小さな変化に気がつかず、繊細さも失ってしまいます。

フォトリーディングを始めて一ヵ月が過ぎましたが、少し効果を求め過ぎて、進歩している事に感謝せずに、不満モードになりかけていたようです。
教えていただいた先生の「ほんの小さなことでも、それに気付くことが大切。」という言葉に恥ずかしい思いをしました。

考えてみれば色んな事を求めている自分がまだまだいます。
ほんの小さな事でも、何かに「気づく」という心のあり方を育てていかねばと思います。

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2005/04/20 (水) 「感性」

自分が誰かから何かをされて嫌だと感じる事を、他の誰かにはしなければ、あまり問題も起きませんが、自分がうれしいと感じる事を、他の誰かにした時には問題になる可能性があります。
こちらは喜ぶと思ってしたことでも、あまり喜ばなかったり、もっと悪いと嫌がられたりする事もあります。
そうなるとこちらもがっかりするだけならいいですが、相手の事を嫌な風にみたりしてしまうことさえあります。
感じ方は人によって違います。
鈍感な人もいれば繊細な人もいます。

相手を喜ばすことも必要ですが、相手を傷つけないように、相手の優しい気持ちや喜ばそうという気持ちを感じ取れるように、もっともっと感性を磨いかなければと感じています。

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2005/04/19 (火) 「投資」

今朝の新聞で不気味な写真をみました。
最近世間を騒がしていた、ライブドアの堀江社長・フジテレビの社長ら、数人が満面の笑みを浮かべて握手している写真です。
少し前まで、むちゃくちゃ敵対していたと思うのですが、あれが大人の世界なのでしょうか???
ポリシーはなかったのでしょうか???

そもそも株式会社に株という形で投資をするという事は、その会社を応援するという事だと思います。
応援してくれる人達だから、信じて投資してくれたからには、利益を出して配当金としてお礼をしようと投資された会社は頑張ります。
今はその会社が実際に行っている事業やポリシーに賛同してというより、投資して儲かるかどうかが基準です。

もっとシンプルにみんな出来ないものなのでしょうか?

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2005/04/18 (月) 「生きざま」

先週の土曜日から日曜日にかけて、中村文昭氏の著書に紹介されている東京の某高級ホテルのスイートルームを貸しきって、食事時間も入れるとのべ13時間の中村文昭氏のセミナーに参加しました。
かなり中身の濃いセミナーでした。

中村文昭氏自身の話はもちろんですが、氏が出会った人達の話に自分の人間としてのスケールの小ささを思い知りました。

ここのところ、経営者としてどうあるべきか?
経営者からみた人の育て方は?会社としてどうあるべきか?
仕事をする人間としてどうあるべきか?
仕事に繋げるための人脈作りとは?
というように物の見方が「仕事」というものを基準にするような考えに偏っていたような気がします。
もっと大きく深く根本的に「人間とは?」「生きるとは?」という視点で物事を捉えるべきだと思いました。

生きざまの中の一つの表現方法として「仕事」は存在します。
もっと熱くもっと本気で「自分」を生きなければと、強く感じました。

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2005/04/15 (金) 「自分のため」

このコラムを書きながら思うのですが、その時その時の自分の悩みに自分が答えているという感じがしています。

最初の頃は、「・・・だと思います。」とか「・・・のような気がします。」というのが多かったのですが、「言い切る事で現実を作る。」というような事をなんかの本で読み、それからなるべく言い切るようにしています。
言い切ることで自分に言い聞かしているという感じもし、コラムを書き終えた後、スッキリすることが多くなってきました。
本当はまだそこまで分かっていないと思っていることも、だんだん自分のものになっていきます。

誰あてにという訳もなく思った事を書いてきましたが、「自分あて」に書いてみるとまた違う感覚が生まれるかもしれません。

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2005/04/14 (木) 「勝手なイメージ」

人は相手の実態に関係なく、相手のことをイメージで決めてしまいます。
いいイメージならいいですが、悪いイメージならどういう事実がそのイメージを作っているのか検証し教えてあげることが必要です。
その事実を伝えることはせずに勝手にそんな人と思い込むのは、相手に伝えられない人がいい人でいたいだけで、相手の事は何も考えていません。
責めるために事実を伝えるのではありません。
相手の事を思えばこそ言える事です。
伝えた結果、素直に聞くか聞かないかは相手の問題です。

自分がどう思われようと相手の事を考えて教えてあげることは、一見相手のためのようですが、自分がストレスなく生きるための必要なプロセスです。

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2005/04/13 (水) 「自己管理」

自分自身を律せる人はやらなければならないことは存在しません。
また誰かに何かをやらされるということもありません。
やりたいことだけが存在します。
やらなければいけないことがある人、やらされている人は、まだ自分で自分のことをコントロールできない人ではないかと思います。
自分を律するとは、誰もみていなくても、誰も評価してくれなくても、いつでもどこでも正義と思いやりの道を歩める人です。

人の心は弱いものです。
ちょっと調子が良くなって順調にいっていると、気持ちが傲慢になってきます。
傲慢になると思いやりがなくなっていきます。
思いやりがなくなると自分が正しくて人が間違っていると思ってしまいます。
そのうち不満ばかりでネガティブ思考になり、自分をコントロールできなくなっていきます。
素直に謙虚な気持ちで人の話を聴き、常に自分を律する気持ちが自己管理には必要です。

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2005/04/12 (火) 「感謝の気持ち」

何も問題なく物事が進んでいる時には、何も感じずそれが「普通」に「当たり前」で意識すらしていません。
手が普通に動いて当たり前。目が見えて当たり前。
耳が聞こえて当たり前。普通に食事ができて当たり前。
考えてみれば何も考えず当たり前と思っている事だらけです。

何不自由なく過していると、当たり前の事ばかりであまり感謝の気持ちを持って過していません。
まだ何も思わないだけならいいかもしれませんが、そんな今の現状に不満を持つと何らかの形でバチがあたります。
病気になったり、事故にあったり、嫌なことが続いたり、そこまでいかなくても決して楽しい事は起こりません。

何かが不自由になって普通でいられることのありがたさを感じます。
本当はそうなる前に気がつけばいいのですが、そんなレベルにはなかなか到達できません。
あまり痛い目に合わないうちにそんな気付きがほしいものです。

まだまだ不満を持ってしまうこともありますが、いつかは朝起きて目が覚めた事に感謝できるレベルにまで達したいと思います。

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2005/04/11 (月) 「リアルな世界」

ライブドアを始め、今、注目を浴びている企業家は、実態のない何か(情報・ノウハウ・アイデア)を提供する事で利益を上げています。
逆に実態があるもので商売しているところは、利益を出せていないところが多いと思います。

物流業界を例に挙げると実輸送を主としている会社より、トラックは持たずに荷主を確保して他社のトラックをコントロールしている会社の方が利益を上げています。
農業でも実際に作物を作っている農家の人より、それを流通させている人の方が儲けています。
一時期は、そういう仕事に魅力を感じた事もありましたが、今は、実態のあるリアルな世界でどれだけのものを作り上げられるかが楽しみです。
実態のあるものには、人が関わります。労働という仕事が発生します。
どうやってやりがいの持てる仕事にするか?
活き活きと楽しく仕事ができる環境を作るか?
みんなが和気あいあいとした人間関係を組織として作れるか?
など、どれも楽しみです。

どんなに便利な時代になっても、最後は人です。
誰かが汗をかいて仕事をしてくれるから、何不自由なく生活が出来るのです。
汗をかいて仕事をしてくれている人達に感謝して暮らせる自分でありたいと思います。

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2005/04/08 (金) 「刺激」

人には適度な刺激は必要なものです。
でも最初は強いと感じた刺激も段々慣れるのか麻痺するのかわかりませんが、物足りなくなってきます。
薬が最初はクラクラするくらい効いても、飲み続けると段々強くしていかないと効かなくなっていくのと似ています。
何年か前に、ワタミフードサービスの渡邉社長の「社長が贈り続けた社員への手紙」という本を読んだとき、「社員にここまで自分の気持ちをさらけ出せるのは凄いな!」と思いました。
それをマネして、手紙を書き始めました。
最初は気恥ずかしい気持ちがありました。
段々書くのは慣れていきましたが、どこか出し切れてない「照れ」のようなものが最近までありました。
でも最近では「照れ」を越えて、もっともっと熱くクサくという刺激に変わってきたようです。

だんだん麻痺していく自分が怖いです。(^^)

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2005/04/07 (木) 「成長」

いきなり壮大な話ですが、宇宙のすべての営みは進化し続けています。
そんな中ミクロに見れば同じように人間も進化しています。
もっと現実的にいけば、生まれてから死ぬまで成長しながら年を取っていきます。

「オギャー!」と生まれて歩けるようになり、言葉を話し、色んな勉強や体験をして成長していきます。
学校を卒業すると学ぶことをやめてしまう人がいます。
でもそれからが本当の意味での勉強だと思います。

会社も人間と同じように日々成長していきます。
生まれたての赤ちゃんから幼稚園や小学校に成長していきます。
もしそこで仕事をしている人達が成長しなかったら、その人達は取り残されてしまいます。
その会社にいられなくなるかも知れません。

仕事をするということをお金のためと思っている人がまだまだたくさんいます。
お金は結果にしか過ぎません。
自分がどれだけ人の役に立てる人間になったか、その結果が報酬です。
役に立つ人間になっているかどうかの評価の場が仕事であり、同じ夢を共有できる仲間のいる場所が会社であればと思います。

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2005/04/06 (水) 「性格と思考」

最近気がついたのですが、明るい人・社交的な人=プラス思考、おとなしい人・人付き合いが苦手な人=マイナス思考ではないようです。
性格的には明るい陽気な人なのに愚痴っぽかったり、性格的にはおとなしいという感じの人が人のいいところばかりに目が行き、考え方も何でも前向きに捉えているということがあります。
意外と多いのが前者の明るいけど前向きじゃない人です。

自分はどちらかというと表面的にはしゃぐタイプではありません。
子供の頃から「おとなしい子やな」とよく言われました。
でもそう言われるたびに「何かが違う」と思っていました。

性格と思考は違います。
持って生まれた性格というものはあります。
性格は一種の嗜好のようなものだと思います。
甘いのが好きな人に辛いのを好きになれといってもそれは本人の好みのように、はしゃぐのが好きな人もいれば物静かさが好きな人もいます。
どちらがいいとか悪いとかの問題ではありません。
でも思考は、いい悪いに影響します。
幸せの感じ度合いに影響します。

性格と思考を切り離して考えてみると、今まで気付かなかったことに気付けそうな気がします。

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2005/04/05 (火) 「火種」

今日はある勉強会で面白い話を聞きました。

何かの現実を手に入れたい時、思い→行動に結ぶ付けなければいけません。
「○○がほしい」と思ってすぐに買いに行けばそのものが手に入ります。
「誰かに会いたい」と思ったら、まず連絡してみるという行動をすれば、「会える」という現実につながるかもしれません。

そうは分かっていても、思いから行動にすべてが結びつくわけではありません。
躊躇したり諦めたりして思った現実を手にすることなく過ぎて行きます。

行動を起こすという事は、体が動かなくてはいけません。
体を車に例えるとエンジンが動いて初めて動きます。
エンジンを動かすには燃料が必要です。
でも燃料があっても、燃料を燃やさなければエンジンは始動できません。
燃料を燃やす「火」が感情です。

自分の大きな原動力になる火は何かと考えると「悔しさ」でした。
悔しいという思いをした時、「絶対見返してやる!」とか「なめんなよ!」という感情をいだいた時、その後に頑張る自分がいます。

その勉強会のワークで、人それぞれにその着火する感情が色々あることに気が付きました。
「褒められた喜び」が火になる人、「感動」が火になる人、仲間との関わりの中の「共感」が火になる人それぞれです。

人に動いてもらう時、その人が着火する火は何かという事が重要です。
「褒める」が火の人に「叱る」という行為をしてもその人に火は付きません。
逆もあります。
相手の「火種」が何かを知ることも人を動かすコツの一つだと思いました。

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2005/04/04 (月) 「甘え」

ここのところのひらめきが悪かったのは、自分の甘えからきていたようです。
自分の事を「わかってほしい」という思いがあったようです。

金曜日のコラムも全然思い浮かばなかったのですが、自分で自分に言い聞かすように、「機が熟すまで待つ」と書いたら、不思議ですが何か気持ちが「スッー」として、甘えているという事に気がつきました。

リーダーとしては、まだまだ心が弱いです。
自分の状態管理をしっかりしなくては!

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2005/04/01 (金) 「ひらめき」

ひらめきはリラックスしている時にやってきます。
リラックスしている状態になると、無意識から浮かび上がってくるようです。
無意識の上に潜在意識があり顕在意識があります。
何か悩み事や考え事があると湧き出てくるものに蓋をするような状態になるようです。

ここのところ何かが邪魔をしています。
相手に伝えなければ解決しない話なのですが、伝えるタイミングが合わずにいます。
まだ熟成する時期のようです。
機が熟すまで待ってみます。

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