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2004年8月4日

コラム 2004年8月 

2004/08/31 (火) 「台風一過」

今日は朝から台風一過の晴天でした。

全国的にみれば多く被害があったようですが、幸い私の周りでは被害はありませんでした。

こういう仕事をしていると、雨・雪・台風、どれも関係ありません。
周りがどんな状況であれ、決まった時間に荷物を届ける事が使命です。

スタッフ全員がそんな気持ちでやってくれているから、何もなく過ぎていったのかもしれません。
感謝!感謝!

そんな一人一人の努力が報われるような業界に、一日も早くしていきたいと思います。

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2004/08/30 (月) 「台風」

今年は台風の当たり年です。
自分の記憶のある中では一番多く上陸しているのではないかと思います。

これだけ便利な世の中になっても、自然の猛威の中では何もなすすべがありません。
ただ、じっと過ぎ去るのを待つしかありません。

九州・四国・中国地方を横断して日本海側を日本列島に沿って上っていくようですが、被害がないことを祈ります。

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2004/08/28 (土) 「マニュアル」

今週は社内でトラブルが続きました。

理想は一人前ですが、まだまだ基本的な事が確立されていません。

運送(引越)屋の基本は、時間通り・指示通りに積み込みを行い、安全に時間通り・指示通りに、預かった時と同じ状態・個数をお届けするという事です。

基本は出来て当たり前の事で、その先にお客様に喜ばれるサービスがあります。

先日ビデオを観た、洋菓子店サント・アンには、マニュアルは存在しないそうです。
確かに接客時の対応マニュアルなどは存在しないと思いますが、洋菓子店の基本である「味」を守る為のマニュアルは存在するのではないかと思います。

夢と感動のあのディズニーランドにも事細かに書かれたマニュアルはちゃんとあるそうです。
ただ何かイレギュラーが起こった時、マニュアル通りにやるのが正しい選択ではなく、あくまで目の前にいるお客様がどうした方が喜ぶかという事が判断基準になっているようです。

今から何年後かに、感動を与える運送(引越)屋としての地位を確立するために、まずはマニュアルを作成しようと思います。

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2004/08/27 (金) 「熱い想い」

今日もまだ昨日の「1000年企業」の余韻が続いています。
心の奥底で何かがプスプスとし始めました。

以前は、自分の想いを伝える事に、気恥ずかしさがありましたが、最近ようやく自信を持って想いを伝えられるようになりました。

伝えるには、想いに熱さが必要です。冷めた想いでは人を動かす事が出来ません。
熱意・熱心さ、熱い心に人は共鳴し、同じように熱い心を感じ動かされます。
そこに感動が生まれます。

残念ながら、自分自身まだ自分の熱い想いを、社員みんなに伝えきれていません。
まだまだ始まったばかりです。

そんな想いに「1000年企業」という感覚が、新たな火種を起こしたような気がします。

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2004/08/26 (木) 「1000年企業」

今日は、一日勉強デーでした。

午前中は、営業戦略をたてる為に、地域・客層・商品の絞り込みを行ないました。
午後からは、三重県中小企業同友会主催で、インターネットの活用という事で、地元企業3社の事例・研究の内容を勉強してきました。
そして夜、亀山商工会議所主催の経営革新アカデミーに参加してきました。

中でも経営革新アカデミーは大変勉強になりました。

最初は講師による「なぜ経営革新なのか」という内容のセミナーがあり、次に兵庫県のサント・アンという洋菓子店の事例ビデオ、その後、グループワーク・発表という内容でした。

お客様に感動を与え続けているサント・アンの取り組みや、その後のグループワークでのプレゼンへの落とし込み等、大変勉強になりましたが、何より刺激を受けたのは、講師のセミナーの中に出てきた、超長寿企業でした。

日本で一番古い創業とされているのは、大阪四天王寺の「金剛組」で、何と創業西暦578年だそうです。
続いて、石川粟津温泉の「法師」が創業西暦718年だそうです。

また、江戸時代以前(創業160年以上)に創業した企業は日本に約2100社あるそうです。

そんな企業のある社長に代々続いてきた秘訣を尋ねたところ「伝統は革新の連続である。」という事を言われたそうです。

革新とは、商品・生産方法・販売エリア・仕入先・事業内容・組織等を、常に時代や情勢をみながら変革していく事です。

しかし、変わらないものもあります。
それは、企業理念・のれん・ブランドです。
その証拠に先出の老舗企業の50%以上が、ほとんど変えていないものとして、企業理念・のれん・ブランドをあげています。

我社は、まだ、たかが創業して15年の会社ですが、1000年続けられる企業とはどんなのだろうと、壮大なロマンにワクワクし、また一つ夢が膨らんだような想いがしています。

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2004/08/25 (水) 「人を動かす時はその人の許可を得る」

これはある勉強会に出席していたある社長から聞いた話です。

その方は東京の引越会社の社長なのですが、おもに事務所内での決め事の一つに「人を動かす時はその人の許可を得る」というものがあるそうです。
最初は誰かの物を借りたりする時に許可を得るということかな?と思いましたが、ちゃんと聞くとまったく違いました。

これは気づかないうちにやっている事ですが、例えば、何かを思い出したりした時に「あっ!」というような事を言ったとします。
その時周りの人はどうするでしょう?
普通はその人の方に視線が集まります。
振り返る場合もあるでしょう。

つまりこの場合、「○○さん」と呼んだわけでもないのに、その人を動かした事になります。
それは、その人の許可を得ずに動かした事になります。

よくよく考えると意外に多く許可を取らずに動かしている事が多くあると思います。
シビアに分析すると、かなりのロスをしているかもしれません。

そんな事にまで気が付くその社長の洞察力・表現力を見習わなければと思いました。

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2004/08/24 (火) 「企業と生物」

今日、KIT全国実務者会議に出席しました。

その中のセミナーで次のような話がありました。

企業と生物は似ています。
どちらも環境の変化に対応出来なければ死んでしまいます。
生存できるのは環境に順応したもののみです。

企業が生き続けるには、社会情勢・政治情勢・国際情勢・自然環境等、外部の環境情報を収集・分析・把握を行う必要があります。
常に把握しておかないとある日突然存続不可能という事態になりかねません。

いつも生命の危険にさらされている生物には生きる知恵があります。
企業も常に危機感を持っていれば、環境の変化を感じる事も変化に対応する知恵も生まれます。

より幅広いマクロな視点と分析能力が必要だと思いました。

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2004/08/23 (月) 「システム」

今、組合で日常業務一元化のシステムを組もうとしています。

ここのところその件で打ち合わせとか多いのですが、システムを構築していくプロセスが非常に勉強になります。

何をどういう形で表したいのか?
どういう作業を簡素化したいのか?
その事をシステム化してしまう事が本当に効率の良いことか?
等、色んな事に考えを巡らします。

最初のうちは何でもかんでもシステムで統合してしまおうと考えていましたが、最近ようやくシステム化して効率のいいもの、システム化しない方が効率いいものの区別が付き始めたかな?と思います。

今日、面白い話を聞きました。
製造業の方がシステムを組むと、何もかもペーパーレスを考えるそうです。
それを作るシステム会社では結構ペーパーが行き来しているそうです。
運送屋にもあてはまりそうな気がします。

人間はアナログです。
管理する側も、アナログだからこそうまくいく、という事がたくさんあるのではないかと思いました。

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2004/08/21 (土) 「データ」

最近データの重要性をつくづく感じます。

伸びている会社、出来る社長は、色んな事柄が情報として整理されているので、何かイレギュラーな事柄が起こっても、瞬時に分析でき、すばやい対応が出来ます。

私自身、つい最近まで、データには疎い方でした。
経営の基礎である試算表でさえ、単に黒字か赤字かをみるだけで、それを経営分析のデータまでは落とし込めていませんでした。

未来の計画を立てるにも、現在の状況がわからなければ、どの方向に向えばいいのかさえわかりません。
ただやみくもに動いた場合の数字的な結果は散々たるものでした。

また、数字ばかりがデータではありません。
あらゆる情報がすべてデータです。
活用することを意識して、日常の色んな出来事をデータとして蓄積できるようなしくみが必要です。

そんな我社も、この一年でようやく会社としての基礎的なデータが蓄積され始めました。
次は、もう少し深いレベルの情報をいかに蓄積するか、また、集まりだしたデータをどう活用するかです。

そのキーを握るのは、やはり経営者である私です。
脳ミソをもっともっと鍛え、今まで使っていない回路も使う必要があるようです。

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2004/08/20 (金) 「恥をかく」

「若い時の恥は買ってでもかけ」と云われますが、まさにその通りです。

恥をかく時は、恥ずかしい思いと悔しい思いが混在し、二度とこんな思いはしたくないという気持ちがバネになり、それを克服しようと努力します。

去年の後半に、ある会の集まりで講師をしてほしいという依頼があり、引き受けた事があります。

人前で話す機会も多くあり、内心「楽勝!楽勝!」とかなりなめていました。

いざ本番。
話の構成もほとんど考えず話し始めて20〜30分。
いびきは聞こえはじめ、ネタはつき、こちらからの質問タイムに切り替え何とか一時間半が過ぎ、終了。
自分自身、悔しいやら情けないやら。
何より悔しかったのは、実績のなさ。
相手は年商5億〜10億規模の運送事業経営者。
こちらはといえば、まだ1億にも満たない、ましてや赤字続きの会社の経営者。
いくら理想を語っても戯言にしかなりません。
自分自身話しながらそんな事ばかり考えていました。

その時、誓いました。
近い将来実績を伴って話せるようにするぞと。

まだ進み始めたばかりですが、あの時の悔しさが、より具体的な目標へのキッカケになりました。

これからも恥をかく事を恐がらない自分で在り続けたいと思います。

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2004/08/19 (木) 「投資」

設備を整えたり、システムを組んだり、何かに投資をする時に、費用対効果を考えます。

費用的にはこれだけ掛かるが、1年間でこれだけ人件費が下がり、その他のコストも抑えることが出来るとか、これだけの設備を導入する事でこれだけの粗利確保が出来る等々。

基本的に経営は費用対効果です。
効果が上がることばかりをしていけば必ず利益が出てきます。
でも、なかなか効果が計れないのも経営です。

今の我社の投資は「夢」への投資です。
現実からいけば少し先のなりたい自分や会社が、あたかも今あるかのようにイメージして、物事を決断しています。
おかげでずーと先行投資ばかりでなかなか肝心なものが残ってきませんが・・・。

まだまだありたい姿には程遠いので、投資<回収までには時間がかかりそうです。

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2004/08/18 (水) 「蓄積」

美浜原発に続き、福島の火力発電所でも、同じような事故が起きました。

一つ何かが起こると、立て続けに同じような事が起こります。
マスコミがよく似た現象を探して、そればかり報道するという事もありますが、そんな事ばかりでもありません。

この十数年か数十年か、その場ですぐ正せばそれ程の問題ではない事を、先延ばししたり、誤魔化してきた事が、各方面で表面化しているのだと思います。

物事にも意識でいう潜在意識と顕在意識のような境界があります。
あるレベルまで蓄積されそのレベルを過ぎたら、ある日突然のように顕在化します。

悪い事は蓄めずにすぐ処理する。
いい事は些細な事でもいっぱい蓄めていく。
そう心掛けて過ごしていきたいと思います。

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2004/08/17 (火) 「贅沢な事」

何より贅沢な事って何でしょう?

いい家住んで、おいしい物食べて、高級外車に乗って、お金のこと気にせず何でも買えて・・・。
それはそれで贅沢な事でしょう。

自分が思い描く贅沢は、やりたい事がすぐ出来る事。

例えば、朝起きて、今日はハワイでも行きたいなと思ったら、すぐ行ける。今日は一日読書して過ごそうと思ったら、一日読書が出来る。
当然、ほしいと思った物は、すぐ手に入れられる。

昔にラジオの中のCMでそんな事を言っていて、それからずっとそれを目指しているような気がします。
前は絶対無理かな?と思っていましたが、最近は、やろうと思えば出来る事かも?と思っています。

もちろんテレビに出てくるような大金持ちがしているような事は目指していないので出来ませんが、自分が目指す範囲のことなら、自分を信じてやってみれば、誰でも出来るのかな?という感じです。

単に贅沢の基準が低いだけのような気もしますが、ふとそんな事を思い出しました。

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2004/08/16 (月) 「自分を楽しむ」

いよいよアテネオリンピックが始まりました。
さっそく、柔道・水泳と金メダルをゲットすることができました。

少し前のオリンピックでは、メダルを取るということに、各選手がかなりの重圧と義務感のようなものを感じて、競技に望んでいたような気がしますが、今回は、競技を楽しむというような言葉がよく聞かれます。

最近、色んな分野で活躍している人達のキーワードは、「自分らしくある」という事と「楽しむ」という事だと思います。

自分らしくというと自己中心的と勘違いする人もいますが、自分らしい=自分を楽しむという事だと思います。
自分が楽しくないのに人を楽しくさせる事など出来ません。
自分を見つめ自分を追究し自分の魂が喜びを感じることをやっている姿に、人は憧れ感動するのです。

仕事をしていると、自分の本意でないことでも人に合わさなければならない場合もあります。
でもそれも自分で選択したのなら、楽しめる自分でありたいと思います。

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2004/08/14 (土) 「ひらめき」

ここのところ、事務所でゆっくり考える時間があるのに、どうも仕事がはかどりません。
いろいろとまとめなくてはと思うのですが、あせればあせるほど進まなくなっていきます。

普段は、やかましいくらいの事務所なのですが、ここ数日は休日体制で静かに集中できるはずなのですが・・・。

いいアイデアというのは突然ひらめきます。
常に何かについて考えていると、ある瞬間答えがわかります。特にゆっくり考える暇がないくらい忙しい時の運転中とか、一瞬ボーっとした時とか。
一時期はよく夜中(2時〜3時)にひらめき、常に枕元にメモ帳とペンを置いていたものでした。

これまでは、ずーっと一人で何もかも抱え込んできていたものが、この一年の間に組織的に会社が動くようになり、少し気が抜けているせいかもわかりません。

ひらめこうと思ってひらめくものではありませんが、もう少し自分を追い込んで、次のステージに進まなくては、と思う今日この頃です。

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2004/08/13 (金) 「志」

志という言葉は、つい最近まで、死語だと思っていました。

私がまだ高校生の頃、人生論のような話をしていた時に「やっぱり志を持たなあかんで」という話になって、友人が「しかし、きょうび(最近)志っていう言葉使う奴はおらんでー」という会話になった事がありました。

その後、社会人になり、仕事をする事はお金を稼ぐ為にする事であって、自分に対して妥協や諦める事が、世の中をうまく生きるという事のようで、友人と「俺たち生まれる時代が遅かったかな?」というような事をよくいっていました。

ところが最近、経営の勉強をしていると、志という言葉をよく耳にします。
また映画でも「ラストサムライ」の中で描かれる「武士道」が多くの人の共感を得ました。

少し前まで言ってもあまり通じなかった事が、最近は通じるようになってきました。
また、表現する事で共感を得たりする事も多くなり、いい時代になりそうな予感がしています。

誇り高く生きる事は難しい事のように思われがちですが、実は自分にとって一番楽で、気持ちのいい生き方のように思います。

いつも明るく元気に強気でばかりはいけませんが、「志」を見失わないように生きたいと思います。

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2004/08/12 (木) 「立ち向かう勇気」

先日、愛犬と散歩にいった時の事です。

田んぼ道を歩いていると同じように犬と散歩をしている女の子が向こうから歩いてきました。
私達に気付いた彼女は来た道を戻るように反対向いて歩いていき、しばらく行った別れ道に入ったところで私達がどっちにいくのか様子を窺っていました。

私達がその子のいる方へ向かうと彼女は再び反対向いて足早に歩いていきました。

犬を飼った人はわかると思うのですが、すれ違いざまに犬同士がほえたり寄っていったりするのが、彼女は嫌だったんだと思います。

その時ふと思いました。

嫌な事や苦手な事から逃げようと思うと、ずーっと逃げ続けなければなりません。
逃げていると追いかけてくるものがだんだん大きく感じるようになり、また、逃げてきたプロセスも考えると今更反対向いてぶつかれない、という気持ちになっていきます。  そんな時は、正面からぶつかってみる事です。
押しつぶされそうになっても、とにかく進んでいくと、逃げるよりはるかに短い時間で嫌な事が過ぎていきます。

彼女も一瞬の恐怖だけ我慢すれば、それまでもその後も楽しい散歩が続いたでしょう。
どんな困難がやってきても逃げずに立ち向かう勇気の大切さを改めて感じたひとときでした。

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2004/08/07 (土) 「感性」

同じ出来事でも、人によって捉え方はさまざまです。

Aさんが心地良いと感じる事を、Bさんは不快に感じる事もあります。

事業を興す時、最初は一人で始めます。だんだん信用がつき仕事が増え、やがてスタッフを入れる事になります。
自分一人でしていると当たり前のようにしていた事が、人が変わるとなぜか出来なくなっていきます。
そこで起きた問題を解決しようといろいろ策を講じてもなかなか改善されません。

最初のうちは言えばわかると思っていましたが、手を変え品を変えしても、伝わらない人には何も伝わりません。
一つ伝えて二つわかる人がいれば、十回伝えてやっと一つわかる人もいます。
根気よくやればいつかは伝わると思いますが、時間・労力・費用を考えるとそこまで出来ないのが現状です。  人は感じて動く生き物だと思います。
「嬉しい」という感情がわからない人に「嬉しい」を説明する事は出来ません。
ましてやその人が誰かに「嬉しい」と感じさせる事など出来ません。

「感性」は体験して磨くものです。また、体験から何かを感じようという気持ちがあって磨かれるものです。

自らももっともっと感性を磨き、感性豊かな集団を作っていきたいと思います。

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2004/08/06 (金) 「モデル」

何かをする時、必ず目標があります。

例えば、食事に行く時、まず何が食べたいかを考えます。
食べたいものが決まったら、それがある店に行き食事をします。
この場合、食べたいものが決まって、「○○を食べる」が目標です。

目標と聞くと大げさに聞こえますが、みんな意識していないだけで、毎日ある目標を達成しています。

目標があってはじめて何かを達成することができます。
しかし、仕事や人生と考えると、あまり深く考えず、ただなんとなく過ごしている人が多いように感じます。
自分自身もそれほど明確な目標を持ってきたとは言えません。

ただ、その時々に目標とする人達がいました。
それは芸能人だったり、漫画や映画の登場人物だったり、町で出会った人だったり、「ああいう人になりたいな」「こんな時あの人ならどういう行動をとるかな」とか、イメージしながら行動してきました。

実は意外とこれは有効な手のようです。

なりたい目標に近い人物がいたら、その人をモデルにする。
目指したい会社があったら、その会社をモデルにする。
最初は真似をしていても、それがやがて自分の血となり肉となって、いつかなりたい人物や会社になっていくものです。

「あの人のようになりたい」と誰かがモデルにしたくなるような、そんな人間を目指したいと思います。

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2004/08/05 (木) 「コラムへの挑戦」

実は、このページに載っている過去のコラムは、社内に宛てたものでした。

No1は、社内の体制を変えたくて、でも、何をどうしたらいいのかわからず、自分の素直な想いを書き綴り、スタッフ全員に配ったものです。
その時は毎月こういうものを書いてみんなに想いを伝えていこうと思っていたのですが、現実はそうそう書けませんでした。

そして約1年後、No2では再び蓄積された想いを皆にぶつけました。
しかし、ここまでは、何とか相手を変えようという気持ちの方が強かったように思います。

そして、No3からは、朝礼の代わりに始めた携帯のメールを綴ったものです。
このメールを始めた事で、「自分をを客観的にみる」「情報に敏感になる」「表現力が豊かになる」「文章の組み立てがうまくなる」等、大変勉強になりました。
そして何より「継続は力なり」という事を体験できた事が一番の収穫でした。

さて、これからが本番です。
このコラムで今度は外に向けて発信していこうと考えています。
続けていく中で迷ったり、悩んだりする事もあると思いますが、自分自身の成長の為に挑戦します。

とはいうものの、何の反応もないのに続けるのは結構辛いものがあるので、新たな出会いがある事も少しは期待しつつ、始めてみようと思います。

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2004/08/04 (水) 「ホームページリニューアル」

本日、弊社のホームページの Version3 が完成しました。

思えば、3年半前に初めてホームページを作成した頃は、まだ中小企業のホームページは少なく、ようやくちらほら作られ始めたかな、という程度でした。運送屋のHP も珍しく、仲間内でも弊社くらいでした。
最近では、名刺に URL が書いてあるのも珍しくなく、インターネット環境も一般化してきたのだなーと感じています。

そもそも「想い」を発信するツールとして、HP を活用するつもりだったのですが、 Version1は、なかなかネタが思いつかず、その内、製作した業者と連絡がつかなくなり、更新出来ないまま放置という事になってしまいました。

次にホームページビルダーで自分で更新できるように作成してもらったのですが、ビルダーの使い方がわからず、またまた、そのまま放置になってしまいました。

で、3度目の正直ということで、このリニューアルを機に、この3年半の想いを実現させたいと思います。

今、企業理念が問われています。
企業の理念=経営者の想いが問われているということだと思います。
まだまだ会社の規模的には小さな存在ですが、「想い」では、大企業といわれる所に引けを取っているとは思っていません。

ただ、「想い」だけでは単なる「能書き」にしかなりませんので、「想い」を形にしていく為のツールとして、HP も活用していこうと思います。

トラックチャーター便
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