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2007年7月17日

カッコ悪!

「トラック事業の経営は、軽油価格の高騰で危機的状況にあります。」というキャッチコピーの新聞広告を、中部地区で発行される2社の新聞社で掲載されるらしい。

ハァー(ため息)。。。
なんでそんな広告出すのかなー。。。

私だけー?
「トラック事業者は経営能力がありません。」と言っているに等しい気する。

確かに軽油価格が上がると大変です。
実際にトラックを稼動させている事業者でみると、運送原価の10%前後を占めるコストが上昇するのは経営的にはきついことだと思います。
でも問題は経営手法です。
運送業界だけの燃料が高騰しているわけでもなく、ましてや日本だけの特殊事情でもありません。
業界の重鎮達にはお叱りを受けるかもしれませんが、軽油の高騰くらいで立ち往かなくなる会社はつぶれても仕方がないと思います。

どんな業種でも同じですが、この数十年間、会社として仕事として大切にしてきた何かと、これからの未来に大切にしなければならない何かは、まったく違う価値です。
とはいっても、決して無かったものではなく、優先順位が低かったものを、最優先にするというだけのことです。

業界団体も、いつまでも声の大きい人の言うことを優先せずに、その業界の未来にとって、一番ベストな選択と指導をしてもらいたいものです。

「攻めは最大の防御なり」 こんなせこいことをせずに、ほんとに世の中変えたいんなら、お客さんに媚びるのではなく、正々堂々と提案して勝負するような、もっとカッコいい攻め方していきましょうよ!

トラックチャーター便
鈴鹿・亀山・引越