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2007年10月9日

アメリカ視察旅行

新婚旅行以来、約20年ぶりにアメリカを訪れた。

ニューヨーク〜シカゴ〜メンフィス〜シアトル。
7泊8日、物流業界の視察ツアー。

長いところで2泊。
短いところは1泊。
飛行機による移動につぐ移動。
夜中の見学もあり、内容的にはかなりハードではあったが、大変楽しく、大変勉強になった8日間だった。
それにしてもやはりアメリカは凄い!スケールが違う!

だいたい同じ国なのに時差がある。
ハンバーガー、クオーターサイズで日本の普通の大きさ。
普通に走っているトラックはほとんどトレーラー。
ニューヨークなどの大都会での駐車の問題は別にして、ほとんどのところでトレーラーの走行に支障はなく、そのトレーラーヘッドの中に二段ベッドまでついている。
そんなトラックを1200台持っているような会社を「SMALL COMPANY」といったトラック協会のボス。
あなたのスケールはでかい!心も体も!

まっ、そもそもみんな体がでかい。
タテもヨコも。
心でいえばスケールがでかいというよりは大雑把なだけという気はする。

道はほとんどまっすぐ。
どの町でもだいたい碁盤の目のようになっていてわかりやすい道。
都会でも緑が多い。
気軽に話しかけてくる人が多い(狙われているだけ???)。
(ノースウエストのスッチー以外は)雰囲気的に陽気。

一緒に行った人の中に数人、英語が話せる人がいた。
やっぱり英語が話せるとカッコいい。
「今、この人に、こんなことを話したい」と思っても、なんて英語で話したらいいかわからない。
何か話しかけてくれて大雑把に何を伝えたいかはわかっても、細かい言葉がわからない。
NOVAに通ってから行くべきだったかも。

一番刺激を受けた訪問先は、シアトルの「Interstate Distributor.Co」 所有車両約1200台。
年間売り上げ約6億ドル。

それだけの規模でありながら、非常にファミリー的、日本風でいえば「和気あいあい」とした会社だった。
整理整頓もされていた。
強制的にさせている訳ではなく、社員自らが自主的にやっているらしい。
自分が目指している会社の姿が日本ではなくアメリカに存在した。

「規模が大きくなればなるほど、管理をしなければ統制がつかず、一般的には和気あいあいとした雰囲気は失われていくといわれるが、どうやれば、どちらもバランスよくできるのか?」という質問に対して、そこのCEOは「価値観の共有、それと社員の話を聞くことだ。」と言った。
一瞬、100億円の目標を6億ドルに変えようかと思った。

新婚旅行で初めてアメリカに来たとき、漠然と「海外とからむ仕事がしたい」と思った。

「海外向けの引越荷物の梱包作業をやらん?」そんな誘いに、「何か海外とからむかも?」という思いから引越を始めた。

そして再び、前よりももっとリアルに「アメリカ〜日本間で仕事がしたい」と思った。
2007年10月6日午前4時、「Interstate Distributor.Co」を訪問した後の朝方、シアトルにて、2010年の目標として「アメリカ〜日本間でビジネスを始める」と手帳に書き加えた。

こういう思いになったのは、一緒に今回の旅行をした人達からの刺激も大きい。
数社は海外にも会社を持っているか、取引をしていた。
数人は英語が話せた。
多くの会社は100台前後の車両を保有する規模だった。

新天地で、いよいよ来年から新たなステージでスタートというこの絶妙なタイミングでアメリカへ行けたことは、ほんとよかった。
出掛けていても会社をまわしてくれているスタッフのみんな!ありがとう!
あなたたちのおかげでいい経験をすることが出来ました!感謝!感謝!
THANK YOU SO MUCH!

帰ってきて、やはり疲れていたのか、夢でアメリカ旅行の続きをしながら、15時間も寝た。

今回一緒に行った皆さん。お疲れ様でした!
そしてありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています!

トラックチャーター便
鈴鹿・亀山・引越