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2009年1月10日

それって本当の優しさ?

ニュースをみれば、非正規雇用がどうとか、派遣社員がどうとか、ワークシェアリングがどうとかということが報道されているが、その人達は本当に助けが必要な人達なのだろうか?

生きるために田畑を耕すか、狩りをするか、どちらかしなければいけない。
本当はどちらもせずに待っている人は食料にありつけないのに、最近の日本は口を開けて待っていたら、誰かが食べ物をくれた。
動物園の動物のように・・・。

本当は檻がないことが自然なのに、いつの間にか檻がなくなって、えさをくれる飼育員もいなくなってしまったことを「困った。困った。」と嘆いている。
時代はより自然な方向に流れようとしているのに、それを拒否することは不自然なことである。

本当に困っている人を助けてあげる。
これは大切なことだと思う。
いつでも誰にでもそういう行動が出来る人でありたいと思う。
でも困っている人と甘えている人は見極めなければならない。
困っている人を助けるのは優しさだが、甘えている人を甘やかすのは優しさでもなんでもない。
単にその人がいい人に見られたいだけのことだと思う。
チャンスは「危機」という顔をしてやってくるように、本当の優しさは「鬼」のような顔をしている。

本当の優しさを感じるには、その人の心に厳しさが必要である。
厳しさのない優しさは存在しない。
そろそろ「いい人ごっこ」は終わりにしませんか?

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