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2008年10月31日

かわら版(社内報)NO.41

最近の世の中の動きはめまぐるしいものがあります。
金融不安、不正や偽装、政治の混沌、さまざまな犯罪、ニュースといえば、先行きの見えない暗い話しばかりです。

この数ヶ月のカワキタの変化にもめまぐるしいものがあります。
4月に新たな仕事を始めたころから、人も増え始め、このまま順調にいくのかと思っていたら、人は辞めるは、社内の人間関係もごちゃごちゃで信頼関係がほとんどなかったということに愕然としました。
以前にもお伝えしましたが、自分の想いの浅はかさやリーダーシップのなさが原因だと反省しています。

何かが変わっていく過程では、一見すると嫌な事や悪い事が起こります。
病気は良くないことだと思っていますが、実は、体が疲れていることやどこかが弱っていることを教えてくれている、もっといえば生活習慣や心のあり方を変えないといけないよ、ということに気づくために病気という現象が起こります。
それと同じで、今のままではだめですよということに気づくためにさまざまな問題が起こります。
これまでのカワキタも混沌としている世の中もいい方向へ進むための膿みを出しているという状態です。

すべての物事には表があれば裏があります。
いい面もあれば悪い面もあります。
長所があれば短所もあります。
常にどんなことでも「表にはプラスのこと」「裏にはマイナスのこと」が一枚のカードのようにセットになっていて、どちらか片方だけを受け取るということは出来ない仕組みになっています。
一枚のカードには必ずプラスとマイナスの二面です。

みんなが同じ仕組みの中で生きているのに、どうして幸せを感じ毎日を楽しく過ごしている人と、毎日不機嫌そうな顔をしながら不満を言って過ごしている人がいるのでしょう?
同じカードを受け取った時、どちらの面を気にするか、どちらの面と捉えるかが人生の分かれ道です。
いい面を見る回数が多ければ多いほど人生は楽しくなり、悪い面を見る方が多いと楽しくない人生を歩むことになります。
要は「どう受け止めるか」です。

社会主義が崩壊し、今、資本主義が崩壊しようとしています。
今はまだ序の口で、これからの一年は信じられない出来事の連続でしょう。
でもこれはいい世の中になるためには通らなければいけない道です。
カワキタも数ヶ月前までは分岐点の手前に立っていましたが、今は分岐点を過ぎ新しい道を進み始めています。

これからは、喜びや笑顔や感謝がお金に変わる時代です。
お金になるから喜ばすではなく、誰かを喜ばせたい、人の役に立ちたい、そういう心を持って実際にそういう行動を起こす人達が収入的にも豊かになる、そんな時代になると信じています。

カワキタはそんな時代とともに発展できる会社になりたいと思っています。
もし、笑顔や喜びよりお金の方が大切な時代が続くのなら、仲間の喜びやお客さんの笑顔より、自分の収入の方が大切だというスタッフが増えるのなら、カワキタの発展はないかもしれません。
仕事はお金のためにするものではありません。
誰かの喜びのために自分が出来る事をするのが仕事です。
それが自分の喜びになり収入にもつながるのです。

きれいごとに聞こえるかもしれませんが、自分は本気です。
本気でスタッフの幸せのために、本気でお客さんに喜んでもらうために、本気でドライバーという職業を夢のある職業にするために、本気でみんながプライドを持って仕事ができる業界にするために、本気で笑顔があふれる平和で穏やかな世の中にするために、この会社が存在すると信じています。

でも一人では出来ません。
一人で出来ることは微々たるものです。
そんな想いに共感して一緒に歩んでくれる仲間が必要です。
幸せにつながる道だけを歩みます。
信じられる人はついてきて下さい。
人類が滅亡しない限り、発展し続けますので。

トラックチャーター便
鈴鹿・亀山・引越