2013年5月16日
「こんなくらいでいいか」は妥協の始まり!些細なことこそ徹底する!
車を運転しだした頃、仕事をしだした頃など、何でも始めた頃というのは、教官や先生、先輩や上司から教わったことを何の疑問も持たずに素直に実践していたと思います。
ある程度月日が流れ、段々と慣れてきてあまり考えなくてもスムーズにできるようになってくると、最初に教わったことややらなければいけなかったことをやらなくなってしまいます。ある程度手を抜いても、それほど問題なく物事が進むと「こんなくらいでいいか」というような妥協みたいなものがでてきます。
でも、そういう妥協を繰り返していると、いつの間にか本当にちゃんとしなければいけないところも手を抜くようになり、やがて事故やトラブルを引き起こします。
普段からの積み重ねということをよく言いますが、直接事故やトラブルの原因とは関係がなくても、普段の妥協がそういうことを引き起こす原因を作っているということです。
例えば、日報の書き方が雑・ルール通りに書けていない=仕事が雑・指示通りに仕事を進めない、という可能性は高いです。
くつをそろえる、名札をつけるなど、仕事には直接関係がない細かな事をいちいちうるさく言いますが、それが当たり前で入った子も会社の風土が先輩たちが手を抜いていたら、妥協する人達になっていき、仕事の質が落ちていきます。
「初心を忘れず」ということもたびたび言いますが、初めてだった時の素直な気持ちを忘れずにやり続けていれば注意されることもありません。
些細なことをやらなくなっていたらそれは注意信号!
些細なことこそ妥協なく徹底する。
それが無事故ノークレームへの第一歩です!
もう一度自分の行動を見直して、できていなかったら徹底していきましょう!