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2010年2月1日

引き際

高校生の頃に初めてバイトをして、そのバイトを辞める時に父親から「『立つ鳥あとを濁さず』鳥というのは飛び立っていく時にいた場所の水が濁らないくらい綺麗に飛び立っていく。

いつどこで誰にどんなお世話になるかわからんから、最後にはちゃんと挨拶をしてこいよ。」みたいなことを言われた。
それから、アルバイトや社員など何度か退職を経験したが、そのたびにその言葉を思い出した。

最近では辞めていく社員にそんな話をする事がある。
これは何も退職する時の話だけではない。
役職を去るとか、役目を終えるとか、何かに一旦区切りをつけるような時の引き際も同じこと。

最近の報道を見ていると見苦しい場面が多い。
小沢さんしかり、朝青龍しかり。 真実はどうかわからない。

真実がどうであれ今まで築いてきたイメージというものがあり、そのイメージを払拭できるのか、そのイメージを強固にするのかは、結局のところその人の言動や行動次第。
濡れ衣ならもっと正々堂々と戦えばいい。
でもどこか少しでもやましい部分があるなら、素直に非を認めた方が潔い。

何かを始める・進めるということより、何かを止める・引き下がるということの方が難しい。
タイミングや対応次第で値打ちが上がることも下がることもある。
最近、潔い行動をする人が少ない。潔くない理由のほとんどは保身が入っている。

潔い=武士道精神=引き際がきれいということだろう。
「さすが男やな!」って惚れるような引き際見せて下さいよ!

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