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2011年11月4日

おおらかに生きよう!

宮城県などで震災による瓦礫の処理が追いつかないので、東京都で処理をするということに対して、都に2000件の電話があり、その中の1700件だか1800件だかが、受け入れ反対の電話で、その人達にも納得してもらうために、放射能の検査を何回も行っているというニュースをやっていた。

ユッケの問題にしろ、口蹄疫にしろ、最近の対応って全部そんな感じ。

ちょっとでも疑いがあるとか、何かの可能性があったら、すべてをクリアーにしようとする。
ほんの少し前までは、色んなことがもっとアバウトで済んでいた。
ある意味適当すぎるところはあったかもしれないが、アバウトでもそれなりにモラルが保たれていて、今ほど大きな問題にはならなかった。

クレーマーも同じ話。あまりに杓子定規にすべてをきっちりしようとしても、人間のやること、アバウトなところや間違えることは絶対ある。
逆にそういうところが人間らしいのだと思うが、少しのズレやちょっとした間違いも許さない、許してはいけないという風潮がクレーマーみたいな人を増やしている。 すべての人が納得できることなんてありえない。
賛成する人が半分いれば反対する人も半分いる。そんな中でも、お互いが譲り合い尊重しあいながら協調していくのが成熟した社会なんだと思う。

人から批判を受けるのが嫌なのか、嫌われるのが嫌なのか、いい人でいたいのかわからないが、そうしてあげたいからという思いやりに基づく責任感ではなく、こう言われるといけないからやるという義務や責任回避的な対処の仕方がほとんどのような気がする。

誰かが困っていたら助けてあげたい、自分で役に立つならやってあげたい、困った時はおたがいさまという気持ちを基準に行動すれば、こんなややこしい、なんかせこい利己的な世の中じゃなくなるのにね。

なんかもっとおおらかにのびのびと生きようよ!

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