2022年4月25日
自分の与える影響を過小評価しない
一人一人が周りに与える影響を過小評価している人が多いと思います。例えば、体調不良で休むことになった場合、本人的にはしんどいので休むのは仕方がない、ちょっと言い方を変えると体調を崩して休むのは当たり前で、もしも休ませてもらえなかったら不満になると思います。
毎日の仕事の中でその日に休んでもいい人は存在しません。ドライバーが休めばその日はトラックが止まります。引越しでは誰かを手配するか、残った人が一人分以上の仕事をするしかありません。
トラックが止まった場合、その日の売り上げがないということはプラスマイナス０ではありません。必要な経費は毎日かかるのでマイナスになっていきます。この積み重ねが賞与を出せるか出せないかに繋がります。
もしも賞与が出ない事が続くと皆さんのモチベーションはどうなるでしょう？やる気をなくして退職する人がまた増えることになるでしょう。そうすると負のスパイラルになってこの会社の存在する意味は無くなります。
これが体調不良ではなく、事故やトラブルの場合はもっと状況は悪くなって、本当は受注や効率を考える時間が事故やトラブルする時間に変わります。いい結果に繋げる仕事からマイナスの処理をする仕事に変わります。そうすると止まっている車両だけでなく、その日の配車に影響が出ていい結果が出せなくなってしまいます。一台だけがマイナスではなく、会社全体がマイナスということにもなります。
この元を作るのはうちで働いているたった一人の行動です。自分が休んだところで、失敗したところで与える影響は知れていると思っているかも知れませんが、誰であってもみんなに影響を与え、その影響は決して小さくありません。
一人一人がそういう自覚を持ってくれれば、それぞれの行動も変わると思います。自分だけのことだと思ったら「これくらいいいか」ということが、周りにも影響を与えるとなったら「ちゃんと確認しよう」ということになり、その後の未来もみんながハッピーな結果になると思います。
ここに存在する全員が周りに影響を与える力を持っています。どうせならいい影響をドンドン与えていきましょう。
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