2021年8月16日
希少性を高める
金とかダイヤモンドとか値段が高いのはなぜでしょう？その辺の河原や山を削って簡単にゴロゴロと出てきたら高くなりません。そんな簡単にあるものではないから希少価値があるから高いのです。
それは仕事やサービス、人も同じで、誰にでも簡単にできることに高い価値が付く訳はなく、仕事やサービスも簡単にはできないレベルのことができる、やれる人が少なければ価値が高くなります。価値が高い＝価格が高いということです。
ただ、どれだけ珍しいことができたとしても、自分一人だけで満足しているようなことではなく、誰かに必要とされなければ意味がありません。
例えば、我々の仕事は物を運ぶことです。運ぶだけならどこの運送会社でもやっていることです。そこに安全性や確実性、心地よさや喜び楽しみ、さらには感動まで付いてきたら価値は高まるでしょう。
そんなレベルを求められるなら、そんなことを考えられるなら、そもそもこの仕事についていないと思う人もいるかもしれませんが、そういう人でも「お金が少ない」とか「労働時間が長い」とか不満を持って、よりお金が欲しい、労働時間も短くしたいと思っています。それを現実にするには自分の価値を高めるしか方法はありません。
世間的には、どこか「ドライバーごとき」「作業員ごとき」という気持ちがあります。体を使って仕事をしている人は、頭を使って仕事をしている人たちに使われる傾向があります。そして頭を使っている人の方が収入が多いのも現実です。
であれば、体を使って仕事をしている人が頭も心も使って仕事をすれば、価値は高まり収入も増えます。現場系の仕事で頭や心を使える人たちは希少性が高まるからです。
海外引越ができる×大型トラックが乗れる×英語が話せるという人は少ないです。トラックの運転ができる×目標管理ができる×マネジメントができるという人も少ないです。今やっていることに何か自分の得意分野を増やしていけば、そこに希少性が生まれます。
自分の希少性をドンドン高めていきましょう。
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