本心を意識する
「あなたはいつも誰にでも本心を見せていますか?」と言われて「はい」と言える人は何人くらいいるでしょうか?
自分自身でも自分の本心が分かっていない人もいると思います。
本心とは「うわべではない、本当の心。真実の気持ち。」です。
生まれたては誰でも素直な心のはずで、常に本心で表現していたはずですが、両親や兄弟などの反応によって、「こういう時はこうした方がいい」「こういう時はこうしない方がいい」ということを身につけ、関わる人が増えていく中で、自分の本心とは違うことを見せたり、行動したりしていき、そのうち自分でも「本当の自分」がわからなくなっていきます。
本心は、今瞬間の出来事に対して、真っ先に思ったこと、何かを感じたあなたの感情です。
本当は「イラっ」ときたのに、「ここは我慢」と思って抑えて「全然怒ってないよ」という表現をするのはごまかしているだけです。
イラっとした気持ちは誤魔化しても相手に伝わります。自分も我慢するとストレスが溜まります。
人と接する時の大前提ですが「あなたが相手を変えることは絶対できません」人が変わるのは「自分の意志」だけです。
本心を意識するというのは、意識した上で本心を誤魔化さなくてもいいように、自分の考え方自体を変えていくためです。
イラっとすることを我慢するのではなく、イラっとしない心を養うには、自分の心を大きくしていくしかありません。
そのために、イラっとしたら相手を責める気持ちを少しでも持つことなく、その出来事になぜイラっときたのか?どういう自分になればイラっとこなくなるのか?自分の本当の気持ちと対話して消化するようにしていきましょう!
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