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2011年11月18日

小さな親切、大きなお世話

良かれと思ってしたことが、相手のためにならず、どちらかというと迷惑な想いをさせてしまうことがある。
最初はありがたいことでも、何度もやってもらうと、面倒くさかったりうっとうしかったりすることもある。

何がそういう想いをさせてしまうのか? そういう場合は、相手に選択権がなかったり、主体性が無かったりすることが多い。

相手が喜ぶであろうと思う行為や役に立つだろうと思う行為を行う時に気をつけなければいけないのは、相手が断わることもできるという選択権や、依頼や要望を受けた場合のみ行うというような気配りが必要なのだと思う。

いい人ほど、相手がどういう気持ちでやってくれているかわかるので、断われない。
でも、それを続けられると、せっかくしてくれている人のことを悪く思ったり、避けたい人になっていってしまう。

人間関係って、そんないい人同士の気の使い合いから崩れていく場合が多い。

人の行為を受ける側は、嫌なものは嫌というようにした方がいいし、何かをしてあげたい人は自分の「してあげたい」という想いより、相手がどうしてほしいかという相手の気持ちを尊重することが必要になる。

相手のためにと思ってやった行為に相手から文句を言われて「してやったのに」って思うくらいなら最初からやらない方がいい。

たとえ罵倒されても、自分が反省できるくらいじゃなければ、人のために何かをやるってことはできない。

そういう気持ちでやっていれば、大きなお世話にはならないんだけどね。気をつけよっと。

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