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先日、決断について書きましたが、なりたい自分・理想の自分をイメージしながら、その自分にたった決断をするといっても、そこにはそれ相当の覚悟が必要です。そもそも覚悟が無ければ決断はできないでしょう。 覚悟を決めても、決めた覚悟通りの現象が起こるとは限りません。
例えば、突然１千万円という借金を背負うことになったとします。
本来なら別に背負う必要のない借金で、逃げようと思ったら逃げられないことはないが、解決するには背負うしか道はないとします。
逃げても時間だけがズルズル過ぎていきます。
返済の交渉をするにも背負う覚悟を決めなければ交渉できません。

ここで覚悟を決めるというのは、１千万円の借金を背負う＝１千万円を返済する、ということです。
ところが、覚悟を決めて交渉に行ったら、こちらの誠意を認めてくれて、半分の５００万円になるかもわかりません。
ひょっとするとおたくには関係ないからもういいよ、ということになるかもしれません。

覚悟を決められない＝逃げたい、です。
でも逃げられることならそもそも悩む必要がないことです。
心の底では逃げられないことが分かっているから、迷い・悩むのです。
時間が過ぎれば過ぎるほど問題はややこしくなります。
いずれ背負わなければいけないことは、とっとと覚悟を決めて背負ってしまった方が結局は楽です。

覚悟＝リスク。ローリスク＝ローリターン（スローリターン）、ハイリスク＝ハイリターン（ファーストリターン）。
リターン＝世のため人のため。
世の経営者みんなが、世のため人のために重きを置く決断をする覚悟で経営すれば、すぐにいい世の中になると思いますよ！