そのお金がポケットマネーとしたら・・・


麻生さん、もし2兆円が自分のポケットマネーとしても、国民全員にお金をばらまきますか?
もし自分に1京円というお金があったとしても、単にばら撒くということは絶対しない。
どうせ使うなら、もう少し値打ちのある使い方をしましょうよ。

今から数年前、全社的な飲み会をやる時、一部会費を集め、その他は会社負担とした。
一人の予算が6,000円として、会費を3,000円集めて残りは会社が負担する。
20名いると会社負担が6万円になるが、一人にしたらたった3,000円しか払わなくても、会社として6万円出した6万円ほどの値打ちはみんなは感じなかった。
その後は全額会社負担とした。

お金を貸してほしいという社員がいた場合、わりと簡単に会社から貸してしまっていた。
ある日、税理士の先生に「もし、お金を返さずに辞めたらどうするんですか?」と言われ「自分の責任なので自分が個人的に返済します。」と答えた。
表面的には覚悟を決めているつもりだったが、あらためてそう答えた後は、あまり安易に貸さなくなった。

組合とか何かの団体とかは、基本的にみんなから集めた会費などで運営している。
それはみんなのお金である。
予算組みをする時、一部の人しかメリットがないようなお金でも平気で予算に組む場合がある。
これは税金で運営している、市・県・国も同じ話だと思う。

個人のお金をどう使おうが個人の自由である。
でも、会社のお金など、複数の人が絡んでいるお金を使う場合、公平性が必要になる。
ただ公平性だけを考えていたら、大きな流れで全体が良くなる方向に進むために必要なことに投資が出来なくなる。

何年か経ったら、投資した分以上の効果があると思うことにお金を使う場合、結果が出なかったら個人的にそのお金を払う覚悟があるかどうかがキーになると思う。
それだけの覚悟を持ってでもやることは、それだけ未来のためになるという自信の証ではないだろうか。

組織のお金を動かすことが出来る人には、そのお金が自分のポケットマネーだとしてもそこにお金を使うか?
そういう使い方をするか?
ということを常に自問自答してもらいたい。
大きな組織になればなるほど、その組織の長にはぜひそんな考え方を持ってもらいたい。
特に国のトップには、ね。

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